受け取ったメールの宛先、自分の名前が間違っていてその先を読む気を失ったことはありませんか。名前、社名など固有名詞の間違いは、内容以前に信頼を損ないかねません。今日は固有名詞の間違いを防ぐチェックポイントをご紹介します。

「音は合ってる」に気をつけて!痛恨のミスを防ぐ3つのチェックポイント【WEB文章術】_img0
 


内容の信憑性まで疑われてしまう「名前間違え」


誰しも打ち間違いや記憶違い、変換ミスがあり、どんなに読み直したつもりでも修正しきれないことが多いもの。どの間違いは許されて、どの間違いは許されないと比較できるものではありませんが、圧倒的にダメージが大きいのが固有名詞の間違いです。

ある映画を絶賛している文章だったとしても、タイトルが間違っていたらすべて台無し。「この人ちゃんと見たのかな?」と内容の信憑性まで疑われかねません。

略語や略称・愛称がある場合でも、まずは正式名称での紹介、正確な表記を心掛けましょう。

 

自信があるときほどググる

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文章の中に氏名、作品名、ブランド名、商品名などの固有名詞が出てきたら、必ず「一次資料」にあたるようにします。「一次資料」とは、本人、当該の会社の公式サイト、公的機関などが発信、発行しているもの。Wikipediaやまとめ記事、第三者が発信しているものは、表記が正確ではないこともあるので注意が必要です。

「絶対調べて」と言っても調べないんですよね。これが……。私自身の個人的な統計でいうと「ファンだから」「昔から好きだった」と自信がある時ほど間違いが起こりやすい。長年の思い込みや記憶違いが上書きされずに残っていたりするのです。

「自信があるときほど調べて確認する」ことをクセにしてしまうのが一番です。

 
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