雑誌の編集部にいたときに、よく温泉記事をつくっていました。
メインで紹介するのは、お宿でも食でもなく「お湯」! 美肌になる温泉を求め、全国の各地を行脚。温泉旅館で働いている方って、お肌がきれいにみえますが、いい温泉であればあるほど肌の美しさもアップしていたような。温泉って肌にとって「天然の美容液」なんですよね。

そんな大好きな温泉ですが、ここ2年ほどはコロナ禍もあって楽しめていません。この渇望したお湯への思いを抑えられない!! と思ったところ、自宅での温泉の効能さながらの薬湯をみつけました。


自宅で手軽に本格的な薬湯が楽しめます!

養生薬湯 5包入り ¥1650(編集部調べ)/再春館製薬所

こちらはドモホルンリンクルでおなじみの、再春館製薬所からでている薬湯パック。体を芯から温め、自己回復力を高めてくれます。

パックの中には、利尿作用を助けてくれるボウイ、お灸でおなじみのガイヨウ(よもぎの別名)、セリ科のセンキュウとトウキ、くちなしの果実であるサンシン、みかんの果皮を乾燥させたチンピと、漢方薬でおなじみの生薬が入っています。
お湯をはる前に入浴剤をいれておきます。きれいな緑色が広がりました。こちらはくちなしの果実で食用でも知られているサンシンの色がでているそう。

じーっくりお湯につかること30分。じわーっと汗がでてきます。体の芯からあたたまり、温熱も抜群。生薬の香りがバスルームに広がるため、リラックス効果も。さらに、お風呂から上がったあとはむくみも軽減。美肌効果については、すぐにはわからなかったけれど、とにかく汗がよくでるのでデトックス効果はあるようです。

スーパー銭湯が大好きな息子も、おうちで温泉みたいだーと大喜び。1パックが500円ほどしますが、自宅で生薬の効果を感じられるため、決して贅沢品ではありません!

 


冬のカサカサ肌がしっとり落ち着いてうるおいたっぷり

バブ メディキュアの入浴剤は、さらに気軽に薬湯が楽しめます。たっぷりの生薬の成分を配合し、肌の乾燥だけでなくしっしんなども改善するんです。

乾燥しすぎると体が痒くなることもある季節。メディキュアの極み薬湯で肌はしっとりしてカサカサかゆみもなくなりました。私は柔らかなハーブの香りが好みですが、無香料タイプもあるのも嬉しいところ。

入浴剤をいれると一気に白濁。ハーブの優しい香りが広がります。

効能は荒れ性、しっしん、冷え症、疲労回復、ひび、あかぎれ、あせも、しもやけ、肩のこり、腰痛、神経痛、リウマチ、痔、にきび、うちみ、くじき、産前産後の冷え症とたーくさん。これは普段使い薬湯ナンバー1です。


赤松絵利さんからお土産いただいた薬草デトックス風呂!

こちらはヘアメイクアップアーティストの赤松絵利さんから、長野のお土産といただいたセイタカアワダチソウのお風呂パック。赤松さんも薬湯にはまっているらしく、道の駅でたまたま買ったお風呂パックの効果に大感激したそう。
乾燥したセイタカアワダチソウがそのままに詰めてありました。

こちらのセイタカアワダチソウはデトックス効果がすごいんです。お風呂にはいった翌日くらいから、一気に吹き出物が出現。それがすーっとひくと、生まれ変わったように透明感がでました。

セイタカアワダチソウの入浴パックは強い作用があるので、アトピーの治療目的でも用いられることもあるとか。ただ、効果が高いため、妊婦や子供にはむいていませんし、まずは少しずつ試したほうがよさそうです。

年末年始、やっとゆっくりお風呂に入れるという方も多いのではないでしょうか。今年の疲れを癒すべく、薬湯湯を楽しみましょう!


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