新年あけましておめでとうございます。ミモレ編集部、ファッション担当エディターの高橋香奈子です。“人生100年時代”と思うと、40代はもうすぐ人生の折り返し地点が見えてくるタイミングです。2022年の始まりに、昨年のことを振り返り、新年の誓いを発表させてください!

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2021年は仕事でのやりがいを追求した1年でした

オンラインコミュニティ〔ミモレ編集室〕で、ファッションエディターの仕事について紹介させていただいたときの資料。〔ミモレ編集室〕コミュニティーマネージャーの大辻さんがとても素敵につくってくださいました。このミニ講座で、改めて私はエディターの仕事にやりがいを感じているんだなと実感しました。参加者の皆さんが笑顔でじっくりと話を聞いてくださり、とても楽しい時間でした。

2021年は……、いや、ここ数年は本当に無我夢中で働いてきました。エディターの仕事を始めて10年経った30代半ばから、どんどん仕事が楽しくなってきて、毎年毎年、前の年よりも結果を出そう、選んでもらえる人になろう、信頼してもらえる人になろうという気持ちで、突き進んできました。

2021年にはインスタライブに出させていただくようになったり、これまではコンプレックスでしかなかったぽっちゃり体型を生かしたファッション記事インスタグラムも、ミモレの読者のみなさまの温かいコメントや♡のおかげで、続けてくることができ、さらに仕事が楽しくなりました。ありがとうございます。

 


2022年の目標は移住!

2021年末からミモレの「キャリアコンテンツ」としてスタートした新連載「移住&二拠点生活ー得られたのは新たな視点ー」の編集担当もしています。編集長の川良が「キャリアコンテンツを始めます!」と発表したあと、私が真っ先につくりたいと思い浮かんだ企画がこちらでした。エディターの井出朋子さんが素晴らしい記事に仕上げてくださっているので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

大好きな仕事ができて、ありがたいことに忙しく思えるほど仕事をいただけて、大好きな人たちとたくさん関われて、人間関係のストレスもなく、温かい読者の方にも囲まれ……今の仕事にはまったく不満はなく、むしろ毎日幸せだと感じているのですが、2022年の私の目標は、移住です。

このまま今の状況を継続する選択もあるのですが、なぜ新たな変化を求めるのか。その理由はこちらの3つ。

①コロナ禍を経験して、東京にいなくても仕事ができると発見できたから
これは同じように思われた方も多いと思います。私の仕事は、顔を合わせて打ち合わせをして、撮影をして、(雑誌の場合は)紙に直筆で赤字を入れて……というように、これまではリアルに対面しないとできない作業ばかりでした。けれど、数年前にウェブマガジンの「ミモレ」に来てから、多くの仕事がオンライン化。さらに、コロナ禍でますますオンライン化が加速。
「もしかしたらオンラインだけでもある程度仕事ができるかも」。2021年には初めてそう思えました。撮影を伴う仕事はできませんが、それがなくても、生活できるだけは働けるかもと。これが移住を決意するのに強く背中を押してくれた理由です。

②子供と過ごす時間をもっとつくりたいと感じたから
私は会社員ではないので、長く仕事を休むと仕事がなくなるかも、という不安から、子供が0歳のときに仕事復帰。保育園の延長保育や学童に大変お世話になりながら、ノンストップで働いてきました。けれど、息子も多感な小学校高学年に突入。
成長した息子の様子を日々見ていると、私のキャリアが一度中断することよりも、息子のこれから広がる長い未来をじっくりと一緒に見られないことのほうが怖いと感じるようになったんです(気づけたのが遅くてごめんねと息子には言いたい……)。40代には、30代のときになかった、人との出会いや経験の積み重ねがあります。だからこそ、「どうにかなるや!」と思えたのも大きかったですね。

③体力の衰えを感じ始め、人生の後半は今と同じ働き方を続けられないと思ったから
すごく現実的な理由ですみません(笑)。今の仕事は、撮影の日は朝4時におき、深夜まで原稿を書くようなハードなスケジュールになることがあります。今はまだ大丈夫でも、これが3年後、5年後となると今と同じペースで働けないのではと不安な気持ちを感じるようになりました。

こんな理由から、2022年は移住をし、ワークライフバランスを実現させる生活を目ざしております。とはいえ、移住が叶ったとしても、私と息子が生活する費用は自分で稼いでいきたいので、仕事のオファーはぜひお待ちしております(笑)。


2022年も前向きにがんばるために、自分へのご褒美を買いました♡

トップス/ユニクロ 時計/アップルウォッチエルメス ネックレス/マリハ リング/ダミアーニ

最後は、ファッション班らしく、おしゃれの話で締めたいと思います。どんなに仕事が忙しくても前向きにがんばれるのは、やはりファッションがあるからです。“2021年がんばった自分へのご褒美”、そして“2022年の活力”に、という言葉を言い訳に(?!)、時計とネックレスを買いました。

時計/アップルウォッチ エルメス

アップルウォッチはここ何年かずっと買おうかどうか迷っているアイテムでした。大草直子さんが「いつもの服なのに古臭く見える...取り入れたいのは「テクノロジーアイテム」【おしゃれ更年期】」の記事でアップルウォッチの魅力を紹介されており、「やっぱり欲しい!」と思ったタイミングで、大好きなエトープカラーのストラップに出会え、「これは縁だ!」と購入を決意しました。
ミモレのコンセプトディレクターである大草さんは、ミモレと私を結びつけてくれた恩人であり、尊敬する大先輩なのですが、人生でもおしゃれでも、こうやっていつも導いてくれる存在です。改めて、大きな感謝を♡

ネックレス/マリハ

もうひとつ買ったのは、マリハのコインネックレス。ミモレではファッションブランドさんと「特装ボックス」という名前でスペシャルコラボアイテムをつくったり、人気アイテムのスペシャル販売もおこなっています。記憶に新しいところでは、ボン・マジックの黒蝶パールの販売もありましたよね。
2020年にはマリハとスタイリスト福田麻琴さんのコラボでの「特装ボックス」の販売もあったのですが、そのときに買い逃してしまってからずっと心残りだったのが、マリハのコインネックレスでした。

そのときのものは、イエローゴールドカラーだったのですが、新作のシルバーバージョンを発見し、即買いました。

これで、2022年もよいスタートダッシュがきれそうです! それでは、みなさま、本年もお役に立てる記事を精一杯つくっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。移住生活に進捗があればそちらも報告しますので、お話聞いてくださいね。