新年あけましておめでとうございます!

みなさんにとって2021年はどんな年でしたか? 私はですね、気づいたら終わってた、という感じです……(苦笑)。

実際には8年ぶりに引っ越しをしたりとそれなりに動きもあったはずなのですが、どれもいまいち印象に残っていない。思い返すと、何をしていても頭のどこかでずっと「私はこれからどうしていきたいんだろう?」ということをぼんやり考え続けていた気がします。

というのもですね、この年末に40歳になったんです。コロナ禍のうえにいよいよ「不惑」ということで、これからの生き方・働き方に否が応でも向き合わされた、とでも言いますか。ちなみに不惑ってどういう意味なんだろと思って検索したら“迷わず自分の道を進めるようになったということ”と、想像以上に文字どおりの意味で撃沈。昔の人、早成が過ぎるのでは……?

結論から言うと、答えはまだ見つかっていません。見つからないまま何とか日々をこなして、ずっと後に「もしかしてこれだったのかな」と、答え合わせができるのかもしれません。

というわけでずっとモヤモヤしていた1年でしたが、そんな中でも日々の楽しみというものはあり。今回は「2021年の私を支えてくれたもの」2つをご紹介したいと思います!

朝ドラ「おかえりモネ」


40年の人生で初めて、朝ドラなるものにハマりました。5月の初回放送から最終回までほぼ全話リアタイし、夏あたりからはお昼の再放送も視聴。ヒロインのモネ(清原果耶)が少しずつ傷を癒やし、自分を取り戻していく姿が眩しい登米編、#俺たちの菅波 炸裂で毎朝心臓が爆死していた東京編、静かな展開の中に時おり針のような台詞が潜んでいた気仙沼編、どれも大好きです。それまで完全な夜型だったのが、リアタイのために毎朝7時45分に必ず起きる生活に。2021年のうち半分は、ほとんどモネのために生きていた日々でした。

2021年、モヤモヤしっぱなしだった私を支えてくれたもの【新年のご挨拶】_img0
気に入った作品は「モノ」で持っていたい派の私。ブルーレイBOXはもちろん、サントラもCDで購入済みです。一方、私と同様モネにどハマりしていたライター横川さんはオンデマンド派で「いつでもどこでも観られるので実質タダ」という、まさにオタクの鏡というべき名言を残されていました

観始めたきっかけは2つあって、震災という事象が朝ドラでどう描かれるのかに興味があったのと、もう一つは、音楽を手がけるのが高木正勝さんだったから。

おかえりモネ、音楽も素晴らしいんです。途中から再放送も観始めたのはこれが理由だったりもします。どの曲も、登米や気仙沼の美しい映像の中にあまりにも自然に溶け込んでいて、初見ではそのすごさに気付かない。でも二度、三度と見返してみると、あらすじに集中しなくて済む分、登場人物の心情と寄り添うように流れる旋律がはっきりと頭に入ってきて、音一つひとつの響き、瑞々しさに涙が出そうになるんです。美しさに、あえて気付かせない。劇中音楽ってすごい……! ということを、この作品で改めて思い知りました。サントラはサブスクでも配信されているので、気になる方は聴いてみてください。

ちなみに高木さんご自身のYoutube動画も、とってもいいのでぜひ。モネの曲もありますし、他の曲も本当に素敵です。中でもおすすめは、まだ小さいお子さんを膝にのせながらピアノを弾いている動画! お父さんの素晴らしい演奏をお子さんが容赦なくぶち壊していく(笑)様子が可愛くて、めちゃくちゃ癒やされます。

 

作家・柚木麻子さんのTwitter


モネが終盤にさしかかり、放送が終わったら私はどうやって生きていけばいいんだ? と、先々の不安にかられていた時に出会ったのが、作家・柚木麻子さんのTwitterです。

Twitterというものをこれほど健全に使える人が、SNSでこれほどポジティブな空気を生み出せる人が、かつて他にいただろうか。投稿の一つひとつ、全部が元気玉。息を吐くようにエンパワーメント。私が柚木さんと同い年でどんなに昔の懐かしネタも100%わかるということもあり、今や完全に虜です。貼り付けるなんて野暮なことはしません。ぜひ検索して見てみてください。過去の投稿を遡ってあっという間に時間が溶けてること請け合いです。

ただ、フォローしてしばらく経ったあたりから、あまりにも生きる力をいただきすぎて毎日Twitterを見ているだけなのがだんだん申し訳なくなってきたんです……。いやそんな大袈裟な、と思うでしょう? 違うんです。それくらいパワーあるんです柚木さんのツイート。

そんな時、福音の如くもたらされたのが新刊情報。さっそく購入させていただきました。

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『らんたん』は、柚木さんの母校である恵泉女学園の創始者、河井道の物語。帯の情報だけですでに面白そう! でも実はまだ読めていないんです。年末年始のお休みの間に読み終えられるといいなあ。

2021年を振り返れば、モヤモヤしていたからこそ出会えた、そのよさに気付けたものがたくさんあった気がします。そう考えれば、モヤモヤもそんなに悪くないのかも。

今年もさまざまなものに力をもらいながら、頑張っていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします!