パワーウイッシュは人生作戦の練り直しメソッド
――エステティシャンとしても、数秘占いのカウンセリングでも月の魅力を伝えているんですよね?どんなことをお話されるんですか?
月のリズムを意識し、月と共に生きるほうが人生は楽、ということ。新月満月は、心が浄化されることも多く、物事の動くスピードも速いですよね。きっと、心の中で、普段は蓋をしてしまい、意識化していないものを、月の力で意識化してしまうというか……。でもこれはとても大事なことで、月は、何か気づきを与えてくれている気がするんです。それをよくお話します。
又、2週間に1度の新月・満月は、自分の人生を見直す絶好のタイミング。人生の作戦を練りなおしに最適です。
パワーウイッシュを書こうと意識することで、自分の願いが明確になります。
同時に、叶わないパワーウイッシュもありますよね? そのときは、「ちょっと待って。これは私に本当に必要なの?」と、願いを見直します。もし私の人生に必要であれば、願いの見方や方向性を変えてみるのも、自分の気づきになりますよね。そんな気づきがみんなで増えていくといいなと思うんです。
願いは小さなものから始めよう
――具体的に、パワーウイッシュの書き方のアドバイスもされているんですよね?
美容の施術やカウンセリングをして感じるのは、今、コロナ禍もあり、疲れている人が多いこと。また「願いごとは大きいものじゃなきゃいけない」と思っている人も多いんです。そこで、「願いは小さくていいのよ」と伝えます。まずは、小さなことでいいから「好きなことをやる」ことが、一歩進むことになるのよと。だから「『美味しいものを食べる』『癒される宿に泊まりにいく』そんな一歩をイメージしましょう」と、伝えます。
疲れているときは、目標を目指すよりもまずは癒しが必要。パワーも低下してますし、無理にポジティブを目指すより、とりあえず0に戻ろう。そのためには、休むことも必要だと伝えます。
また人付き合いで無理している人には、「『楽な人とだけ交流します』とパワーウイッシュで書いてみるのはどうですか?」と声をかけます。
女性は、母で主婦でもあると、頑張るのが当たり前で、自分の時間がまったくない人もとても多い。そんなときには「24時間ずっと“お母さん”ではなく、自分の時間を持つ、という願いごとはどう?」と提案します。
母親でも妻でも、女性としての時間、自分としての時間を感じるのもつくるのも大切。こんな自分の生き方を見直すきっかけにもパワーウイッシュは必要だと思うんです。
――実際に人生の夢を叶えて生きるアキさんだからこその、心に響くメッセージですね。では、これから叶えたい夢はなんですか?
月星座乙女座としては、癒しやオーガニックがテーマなので、エステティシャンとしても、占いのカウンセリングでも体も心もほぐして美しく幸せな人を増やしていくこと。表面的な美ではなく精神的にも美しくあってほしい。
これからはもっと癒しの分野の時間を増やしていきたいです。
あと、これは私がいつもパワーウイッシュに書いていることですが、「いいパートナーを見つけて幸せになりたい」です。よく、親や周りから人を幸せにするのもいいけれど、自分の幸せも大事よと言われているんですよ(笑)。やはり、Keikoさんが目指すように、みんなで幸せになるのがいいですよね!
――ありがとうございました。
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<新刊紹介>
『パワーウィッシュノート2022』
定価:本体1100円(税別) 講談社
「どうしてこんなに願いがスルスル叶うの?」海外でも大反響! 新月・満月を使ったライフシフトメソッドを完全ノート化。片づけコンサルタントこんまりこと、近藤麻理恵さんやモデル・アン ミカさんなど、著名人も長年にわたって愛用しているロングセラー。
【この本で何が変わるの?】
①時代の追い風はどう変わる? 世界の大きな風向きが分かる
時代の追い風を司る「木星」を中心に、惑星の動きから2022年の追い風のありかを解説。自分の得意分野をどうそこに乗せるかのヒントに。
②一年間(24回分)の新月・満月のパワーウィッシュで願望達成
正確な新月・満月時間と、その時々にどんな願いが叶いやすいかレクチャー。新月と満月の波動に沿ったイメージングとライティングで、願いが叶いやすいタイプに体質改善されていく副産物も!
③眠った潜在意識がみるみる開花、自分軸が育つ
一度願いが叶いだすと、芋づる式に叶いやすくなるのがパワーウィシュ。潜在意識にスイッチが入り、自分軸がしぜんと育ちます。
④年3回の「水星逆行」を味方につけて運をアップ
情報を司る惑星・水星が逆行する期間は何かとトラブルが起こりがちと言われます。しかし、実はこの期間は、すでに書いた「パワーウィッシュ」を見直す&書き直すことで、叶いやすくするマジカルなタイミングに。
文/川村一代
構成/藤本容子
前回記事「「リアルな生々しい願いでもいいんだ、野心を持つことは健やかなこと」。エディターの人生観を変えた月の習慣とは?」はこちら>>
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