三越伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ」を始め、国内外の新しいブランドが毎年紹介され、盛り上がりを見せるチョコレート業界。どれを選んでいいのか迷ってしまう方も多いはず。そこで、注目の女性チョコレート職人「ショコラティエール」の作品を中心に、3回にわたってご紹介しています。

第3回は「ノリコショコラ」の今年の新作「花咲くショコラ」です。

まるでブローチみたい!お菓子箱ラバー堤信子さんも歓声を上げる「花咲くショコラ」_img0
 

このチョコレートを初めて見たのは、伊勢丹のバレンタインイベント「スイーツコレクション」のプレス発表会の時でした。
会場について真っ先に目に飛び込んできたのが、この「花咲くショコラ」の可憐な姿。
「うわあ、可愛い、まるでブローチみたい……」と思わず歓声を上げたほどでした。

 

チョコレートジャーナリスト市川歩美さんが以前サイトでご紹介していらしてずっと気になっていた「ノリコショコラ」。
日本人ショコラティエール山﨑のり子さんのブランドで、チョコレートは、すべてのり子さんのハンドメイドです。
店舗はなく、注文に応じて制作するスタイルをとっているところが、またショコラファンの心をくすぐります。

まるでブローチみたい!お菓子箱ラバー堤信子さんも歓声を上げる「花咲くショコラ」_img1
この「花咲くショコラ」は「美しい地球に咲く愛の花」がコンセプト。花咲くショコラ ¥3113/ノリコショコラ

それぞれをご紹介しますと、

まるでブローチみたい!お菓子箱ラバー堤信子さんも歓声を上げる「花咲くショコラ」_img2

「ジャスミン」春に白い花を咲かせるジャスミン。その春爛漫な感じをピーチとジャスミンアールグレイで表現したもの。
「チューリップ」春先に可憐に咲くチューリップの花のイメージを、独特な華やかで爽やかな香りを持つカボスと、リキュールで表現したもの。
「マンディアン」季節のドライフルーツとナッツがたっぷりと入ったもの。
「デイジー」柔らかな花の様子をマンゴーやパッションフルーツ、オレンジで表現したもの。上に飾った食用花は、奥出雲の(有)トムさんのもの。

価格が、5粒入り3113円(税込)なのですが、これにも意味が込められていて、「3113」という数字は、エンジェルナンバーによると「新たな挑戦をサポートしてくれる」という意味の数字だそうです。春という季節を表現した、ショコラティエールの思いがここにも詰まっています。

あまりに美しいので、たっぷりと鑑賞した後に、一粒ずつゆっくりと味わいました。どれも繊細で春風のような優しい味わいです。

眺めているだけで心が潤う「花咲くショコラ」は、今年2022年バレンタインからのお披露目です。

◆『SWEETS COLLECTION2022』
2月5日(土)〜2月14日(月)最終日6時終了
伊勢丹新宿店本館6階 催物場

会場での販売は、本日からはじまる伊勢丹新宿店のイベント「スイーツコレクション2022」限定だそうですので、気になる方はチェックなさってくださいね!

 
  • 1
  • 2