三越伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ」を始め、国内外の新しいブランドが毎年紹介され、盛り上がりを見せるチョコレート業界。どれを選んでいいのか迷ってしまう方も多いはず。そこで、注目の女性チョコレート職人「ショコラティエール」の作品を中心に、3回にわたってご紹介します。
第2回は、今年のバレンタインに向けてぜひご紹介したかった、通好みのショコラブランド「YES. SHE KNOWS(イエス シー ノーズ)」です。
料理研究家でショコラティエールの石井秀代さんが手がける、大人の遊びをテーマにしたブランドです。
日本人として初めてイタリア・トスカーナで、イタリアオリーブオイルソムリエ協会認定ソムリエとなった石井さん、レストラン、ホテルなどのメニュー開発や監修などで活躍する中、長年興味があったというショコラティエの資格を2018年に取得し、今回初のチョコレートブランドを立ち上げました。
注目は、「pairingチョコレート」。
その名の通り、ワイン、日本酒、焼酎、ウィスキー、
様々なお酒とのペアリングをイメージした大人のためのショコラ。
(もちろん、お酒以外のコーヒーや紅茶、日本茶にも合います)
一粒が、一皿のお料理のように感じるのは、一粒に凝縮された素材が特別で面白く、ストーリーがあるから。
6粒をご紹介しますと、
・「Gecca」八重山諸島の新月の海水から採取した塩の粒感を感じるプラリネが癖になります。(シャンパン、ウィスキー、ブランデー)
・「Mature」四国の常盤味噌とミルクチョコレートの組み合わせが、驚くほどマッチします。(日本酒、焼酎)
・「Venus」ダマスクローズとフランボワーズの二層仕立て、あふれる香りにうっとり。(ブランデー、赤ワイン、デザートワイン)
・「Flame」蜂蜜と唐辛子を煮出したものとチョコレートの組み合わせが、新鮮です。(白ワイン、日本酒、ジン)
・「Cave」沖縄の鍾乳洞で熟成させた豆腐窯とビターチョコが合わさると、柔らかいチーズの香りがします。(泡盛、日本酒、焼酎、白ワイン)
・「Emerald」和歌山の葡萄山椒とビターチョコ、溶けていくとほのかに痺れる感覚がたまりません。(白ワイン、日本酒、焼酎)
選び抜かれた和洋の食材とチョコレートのマリアージュを、お酒とともに、ゆっくりじっくり味わう贅沢なチョコレート。
と言っても、お酒と合わせるのはあくまで提案とのことで、私はお酒でなく、ノンアルコールで、コーヒーや紅茶に合わせたのですが……十分に楽しめました。
ところでブランド名、独特ですよね。
「YES.SHE KNOWS」 の「S」に斜め線が引いてあるのは、女性にも男性にも楽しんでもらえるようにとのこと。
さらに、「あの人の知ってるモノってやはり特別だよね」という意味も込められているそうです。
チョコレートの無限大の可能性を感じる「YES.SHE KNOWS」の「pairingチョコレート」
素材が面白く断面も楽しめるので、一粒を半分にカットして、大切なあの人と一緒に、おいしさを分かち合ってくださいね!
ゆっくり過ごす大人の時間のお供にオススメです。
【横浜高島屋】アムール・デュ・ショコラ
会期:1/26(水)〜2/14(月)
(オンラインでも販売)
【大丸東京】バレンタイン ショコラプロムナード
会期:1/27(木)〜2/14(月)
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