子どもは自分の所有物ではありません。
あくまで“サポート”を

「子どもは自分とは別人格」という意識をもって育てましょう【産婦人科医・高尾美穂】_img0
 

子どもを育てていくうえで、多くのお母さんが陥りがちなのは、子どもを自分の思い通りに育てようとすることです。
血がつながっているだけに、自分の思うように育ってほしいと期待をしがちですが、そうすると大体どこかにひずみが生じて、何らかのトラブルが起きたりします。

 

たとえば、自分がゴルフが好きだからと、子どもをプロゴルファーにさせるべくゴルフを始めさせてみたものの、思うように上達せずプロになれなかった......。そんな場合には、親のせいにされる可能性が高いです。
さらに、そこから子どもが自分のやりたいことを見つけて、その道を進んでいくのに時間がかかることが多いので、結果的に、親御さんもお子さんも不幸になったりします。

「子どもは自分とは別人格」という意識をもって育てましょう【産婦人科医・高尾美穂】_img1
 


親御さんはお子さんがやりたいことを見つけるサポートを


そもそもお子さんは自分の所有物ではなく、別人格だという意識を持ちましょう。そして思い通りにしようと思わないことです。
親御さんがお子さんにしてあげるといいのは、やりたいことを見つけるサポートではないでしょうか。

 
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