将来のために「管理職」にチャレンジする方法も

 

職務経歴書を作成しているうちに、会社員としてだけでなく、フリーランス、社外役員、社外アドバイザーなど、組織に縛られない働き方も候補に上がってくるかもしれません。そのような働き方を目指すためにも、「今の会社で管理職経験をしておいたほうが、後々のメリットが大きいかも」という発想もありえます。

管理職経験がある方は、やはり転職で有利です。Tさんも挑戦できるならば、ぜひ手を挙げるといいと思います。現在の部署が精神的にも体力的に難しそうなら、違う部署で管理職をやるという手も。金融業界の方の例では「サスティナビリティ」の部署で管理職を務めたのち、他業界に転職した方もいらっしゃいました。

今すぐ転職したいか、まだしたくないかにかかわらず、キャリアを棚卸ししておくことは、現在の職場での戦略的なチャレンジにもつながります。

 
●今回のポイントをおさらい！
☑ 転職しない人も「職務経歴書」を作成するメリットは大

☑  管理職経験は「未来への投資」になる
Tさんの「職務経歴書」完成版、驚きのビフォー・アフター！