軽量、パワフル、ハンディにもなる...約6万円と約1万円のスティック掃除機を比べてみました！

家にいる時間が増えたことで注目を集め、各社がしのぎを削っているスティック掃除機。重さとパワーが比例するのは過去の話で、最新式の商品は、軽さと吸引力を両立しているとか？ その実力を〔ミモレ編集室〕のmaiさんがレポートします。

〔ミモレ編集室〕私が試してみました！

お試し品１
風の流れをコントロールして効率よくゴミを吸い取る！
シャープ「RACTIVE Air POWER」

 mai’s Report 
主婦のハートを鷲掴み。ユーザーの痒い所に手が届く機能にプチストレスも解消！

海外生活20年の後、帰国し、電化製品の進化の目覚ましさに近未来に来たかのような錯覚がありました。カナダで使用していたコード式掃除機は、岩の様に重く、足の小指に当たろうものなら息するのを忘れる程の痛み。中東で使用していた掃除機は、延長コードを使用して、この上なく面倒。埃アレルギーの為、フィルターの入れ替えやゴミの処理も苦手です。今使っているスティック式のコードレス掃除機は、その便利さに感動したものの、家中かけ終わる前に充電不足でパワーが弱くなることも。ソファーの下に吸引口がピタッとフィットしないのも、スイッチを親指でONにし続けるのもプチストレスでした。今回の最新掃除機は、私のプチストレスを解決してくれるのかお手並み拝見です！

まずは、シャープRACTIVE Airをお試し。

軽い！なんと1.6kg。今持っているスティック式より軽く、子ども達もびっくり。自走式なので、カーペットとフローリングの段差もスイスイです。8歳の息子は、「これ欲しい！買ってくれたら毎日僕が掃除機かけるよ」と言う位にお気に入り。軽量高効率モーターが採用され吸引力も抜群なので、同じ場所を何度も往復する必要がなく、気持ちがいい！

時短を追求する私には、センサー搭載も嬉しい機能。手を離せば自動的に止まり、また持つだけで、運転再開。おもちゃを拾いながら掃除機をかける時など、1秒も無駄にしない機能に掃除機の進化を感じます。バッテリーの消耗予防にも。充電も100分で完了し、標準モードで45分間かけられます。ボタンを長押しすればフルパワーモードにも切り替え。フルパワーモードのパワーで、強モードの運転時間が実現できれば最高ですが、次の進化に期待したいと思います。

便利なアタッチメントが付属され、充実のラインアップ。その中でも私が気に入ったのは、「はたきノズル」。ノズルに付け替えるだけで、気になっていたエアコンの上やカーテンレールの上も楽々お掃除。もちろん軽量なので、体も楽。日頃からこまめに掃除できれば、年末の大掃除とさよならかも。

約6万円代とお値段はしますが、10万円代の高級掃除機に比べるとコスパバランスは良いと思います。国内ブランドで従来のスティック掃除機に勝る吸引力を兼ね備えたストレスフリーの多機能性。クイックルワイパー感覚で掃除機をかけられる便利性を考えると、お買い得です。