熱風で加熱するノンフライ調理家電は、“揚げない揚げ物”が作れる、魔法のアイテム。味は? 食感は? 掃除は大変? トースター型とバスケット型を比べたリアルな実感を、〔ミモレ編集室〕のよっぴーさんがレポートします。

 
今回試すのはこの2つ!
パンの温めにも使えるトースター型
クイジナート「ノンフライオーブントースター」
引き出し式の本体の中で調理するバスケット型
レコルト「エアーオーブン」


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

よっぴーさん

コロナ禍で「おうちごはんの充実が楽しくて、心の満足度に繋がる!」と、料理にハマった独身女子。おうちカフェ、おうち居酒屋が、至福の時。



お試し品1
熱風が庫内に対流して、ムラなく火を通せるトースター型
クイジナート「ノンフライオーブントースター」

ヒーターで庫内を高温にし、天井面の大きなファンが熱を対流。熱風で食材を包み込むように加熱するので、短時間で食材にムラなく熱が通り、少量の油でカラッとおいしく仕上がります。揚げ物の温め直しやトーストも、外はカリッ、中はジューシー&ふんわり。シルバーとブラックの2色展開。ノンフライオーブントースターTOA-29SJ,KJ¥21780/クイジナート


 よっぴー’s Report 
ヘルシーだけどカラリとクリスピーな食感に、揚げ物欲が満たされます 


コロナ禍で料理にハマり、新しい調理器具や調理家電は使ってみたいけれど、一人暮らしでは保管する場所も限られているし、使用頻度も少ないのでは?と思い、買うのは躊躇していました。
でも、最近ハマって見ている韓国のYouTuber女子が、一人暮らしでもノンフライヤーを使いこなし、揚げ物以外の料理でも工夫しているのを見て、興味が湧き始めました。

「どのくらい油をカットできるの!?」
「大きさや使い勝手はホントにいいのかな……!?」
そんな疑問を抱きながら、モニターしました。

クイジナートはまず、デザインが素敵! シルバーメタリックでアメリカンレトロな雰囲気が高級感を醸し出しています。
こちらは、エアフライ機能だけでなく、ベイク、トースト機能も付いています。
何種類も調理家電を購入できないひとり身としては、オーブン機能を優先購入することは難しいけれど、トースターも兼用で使えるのならば魅力的です。ただ、少し奥行きがあって、置く場所に制限がありそうです。

トレイがいくつかあり調理方法によって変えます。

ノンフライ機能を意識して作ったのは、【アスパラと豚バラの春巻き】。
揚げ物の中でも、季節の野菜を巻いた春巻きにハマっている私。今回、出始めのアスパラに豚バラを巻き、皮をくるくる巻いて、オイルスプレーを吹きつけ焼いてみました。

 

結果、少量の油でパリパリとした食感に焼きあがり、揚げ物欲も満たされ大成功! フライパン調理では長いまま入りきらず切らざるを得なかったアスパラを、1本そのまま調理できたのは、クイジナートの奥行きのおかげです! 何よりも、揚げるより大幅にカロリーダウンできて、油を大量消費しなくて済むのが嬉しいですね。

【厚揚げの肉みそのっけ焼】は、フライパン調理以上に外がカリッと食感に。厚揚げから余計な油が落ちて、トレイに油が固まっているのを見た時、カロリーダウンできた実感が持てました。

オーブンとしても、料理やスイーツに活用。クイジナートで特に便利だったのは、庫内照明がついている事! グラタンなど、ぐつぐつ煮える様子を見ながら好みの焼き加減まで調理できるので、安心だし楽しかったです。

焼き具合を見ながら、アペロし始める様子(笑)。ベストな焼き目!

また、オーブンの予熱時間がオーブンレンジに比べて格段に短く、高温調理がすぐにスタートできるのが便利でした。パイのようなお菓子作りでは、余熱のスタートタイミングが遅いと、生地がダレてしまいます。そんな心配がなかったのも、オーブン機能に特化した商品のメリットだと感じました。

【洋ナシのコンポートパイ】などのオーブンスイーツでも大活躍。

デザイン性と機能にこだわったオーブンには、もっと高価格の商品があります。この商品はシンプルな操作で、オーブントースター調理の両方できる点が魅力。
揚げ物も上下の熱風が庫内に行き渡っている実感があり、底面もカラッと仕上がっていたような気がします。
掃除の面でも、油がたまったトレイを洗うくらいなので、手間がかかりません。置く場所の奥行きさえ問題なければ、インテリアにこだわる方や、何種類も調理家電を置く場所がない家庭にぴったりだと思います。

 
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