若さを強要したことに、反省はあるけど後悔は無い
じつは年齢なりの認知の変化に気づいたその時から、また別の葛藤が始まっています。(3月15日公開の後編で書きます)ただそうやって刻々と変わりゆく母親という人に、娘は常に頭を切り替えながら向き合って、受け止めていかなければいけないのだと、この10年間で思い知りました。
若さを強要したことに反省はあります。でもそのことで、母親自身が生き生きした表情を保てているという自負はあります。それは娘ができるとても重要な親孝行だったと。
母親をキレイにして、外に連れ出すそのことに後悔はないのです。今は外出もままならない状態だけれど、あの人のコンサート行ったよね、あそこのレストラン行ったよね、と母親が嬉しそうにいうたびに、見た目の若さととともに、良い思い出を作れて、本当に良かったと思う日々なのです。
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