前回、3月21日に迎える「宇宙元旦」の惑星配置から2022年の運気を読み解いてくれた占星術家Keikoさん。彼女は「月」を開運の土台に置く占星術家で、「月にフォーカスした運気の読み方も大きなヒント」と語ります。今回は、私たちの才能やセンスの源でもある「月」から見た、2022年を詳しく読み解いてもらいます。
2.天秤座から蠍座モードのグラデーション
3.利他的であり自己的あるバランス感覚が大事
4.Keikoさん動画Q&A「 開運のベースが“月”って本当?」
5.4月30日までスピードアップして運をつかもう! 10天体の順行とは?
6.改めて3月21日、宇宙元旦に向けて「月」を意識
太陽は時を刻み、月は運を刻む。月から読み解く宇宙元旦とは?
「宇宙元旦とは、太陽が牡羊座に入る瞬間です。ですから、基本的には宇宙元旦は、太陽をメインに星読みをするのがスタンダード。ただし、運を刻むのは月ですから、やはり月に注目しないわけにはいきません」とKeikoさん。
「宇宙元旦になった瞬間の月は、天秤座29度54分を運行中。星座は各30度ずつなので、もはや、蠍座の月と解釈したほうがいい度数なんですね。蠍座の意味する、マニアック、マイナーなもの、そういうものをとことん突き詰めるといいですね。一般受け狙いや、万人に好かれようと思う必要はなく、”私はこれは好き!”というものを、とことん突き詰める。それが、2022年の運に乗る心構えになります」
天秤座から蠍座モードのグラデーション
「ただし、ベースは天秤座にあることを忘れずに! 天秤座の象徴である、人との調和、ハーモニーは崩せません。“私の好き”を追求しながら、天秤座モードの調和は決して忘れず死守してほしい。自分の価値観を突き詰める姿勢と、人との調和、人間関係を大事にする姿勢の両方を忘れないようにしましょう。
私は、いつも“チャンスはすべて人を通してやってくる”とお話していますが、チャンスの源泉である人間関係もしっかりと意識していたいですね。
また天秤座は美しさも意味するので、在宅勤務が続いていたとしても、身だしなみを整えることも心の運気を上げていきます。
利他的であり自己的あるバランス感覚が大事
「いうなれば、利他的であり自己的でもあってほしい。
天秤座の他者に貢献したり心を配る利他と、“私はこれが好き”という蠍座のオタク的な価値観とのせめぎあいがおこりそうです。
だからこそ、利他中心と自己中心の価値観のバランスが上手に取れる人に運が集まるんです。
言葉では簡単に説明できますが、さじ加減はそれぞれのセンスになります。ここは、自分自身の内面で1人1人ていねいに探っていくしかありません。
このバランスの取れた人が、2022年の勢いの波に乗れる。どちらかに偏ると例年以上に人気が下がり、ひいては運気が下がってしまいます。
その意味では、押し出すだけではなく、ダメなときは引くという、日本人には苦手な「交渉力」も大事になります。例えば、話し合いの場では、まずは相手に花を持たせて、話を聞く。その上で、「私もこう思っているんです」と、相手を否定したり争うことなく、自分の意見を伝える……ぜひ、覚えておいてくださいね」
Keikoさん動画Q&A「 開運のベースが“月”って本当?」
「パワーウィッシュって?」「月星座って?」。皆さまからのお便りをベースにKeikoさんが開運を司る月の魅力を解説した動画。
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