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「ラルフローレンのコンチョベルト」でウエストマーク【岡本敬子の50代ファッション】

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服飾ディレクターの岡本敬子さんが「好きな服を自由に着る」日々のお洒落について綴ります。
 

コンチョベルトでウエストマークの大人スタイル


早いものでもう4月に突入しましたね。
それにしても寒暖の差&気圧の変化が激しいですね。
あーでもないこーでもないとスタイリングに悩む季節。
手に取った装いはなんだかパンチが足りないとパンイチで悩む姿に、主人も「またやってるか……」と苦笑い……。
クローゼットの樹海の奥からピックアップしたのはラルフローレンのコンチョベルト。

 

以前思い切って買ったけれどあまり出番がなかったアイテム。
さて、ウエストマークでもしてみるか〜? と、ピンク系のシルクのニットにシルクパンツの上に薄い青みの含んだ白系のスプリングコートのスタイリングに加えてみると……
あら! アクセントになってなかなか良いんじゃない?

 
 

いつもならクールなモノトーンスタイルに合わせるところだけれど、打ち出し強いアイテムですから、ハードになりすぎないように今回は春色キュートなピンクと共にスタイリングしてみました。
クローゼットの樹海にはまだ忘れているものがありそうな予感。
迷わないためにもそろそろ本腰入れて片付けしなきゃな……。
ではまた〜!

 

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

『好きな場所へ自由に行きたい』
岡本敬子 著 光文社 1500円(税別)

旅を愛し、暮らすように旅をする服飾ディレクターの岡本敬子さん。北海道や山形、鹿児島などの国内から海外まで、岡本さんがこの土地で必ず訪ねてしまうというスポットや、旅の愛用アイテム、バックパックの中身、旅のコーディネートなど、参考になる情報が満載!その土地の香りまで香り立つような内容は、旅好きな人にも自宅で旅気分を味わいたい人にもおすすめ。ステイホーム期間を経て、旅が人生においてもたらしてくれるものに気がついた私たちに、必見の一冊です。


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