イースターとは、生命の復活と繁栄を祝う、キリスト教の春の行事。日本でももう10年以上前から、バレンタインが終わると輸入食材店にはイースターのお菓子が置かれるようになり、おなじみの春の行事となってきました。
イースターの日程はハロウィンやクリスマスのように決まっておらず、“基本的には春分の後の最初の満月の次の日曜日”とされており、流動的です。今年は4月17日。春ならではのリミテッドなかわいさと味を楽しんでみませんか。
手頃な価格で入手できる、アルザスのイースター菓子
フランス・アルザス地方でイースターの時季になると食べられるお菓子、“復活祭の子羊”=“アニョー パスカル”。フランスの素朴な地方菓子で、やさしい味のビスキュイ生地を伝統的な陶器の型で焼き上げた本品。パンにも似た軽い食感で、強い香りづけなどもされていないのでとても食べやすいお菓子です。
この“アニョー パスカル”、日本でもここ数年、少しずつ作るパティスリーも出てきましたが、こちら1968年創業のフランス菓子の老舗「ルコント」製。日本橋三越や渋谷スクランブルスクエア、松屋銀座などアクセスのいい場所に店舗があるため、買いに行きやすいのもおすすめのポイント。
イースターというと卵やうさぎ、ひよこのモチーフがメジャーですが、ときにはこうしためずらしい伝統菓子も楽しんでみませんか。
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