プレゼンソフトで企画書作成。ビジネスマン・国分太一の日々

ロゴデザインだけでなく、企画書もすべて国分さんの手づくり。プレゼンソフトを使って夜な夜なパソコンと格闘しました。

「ロゴだけでも何十パターンもつくったんですよ。もう死ぬほど大変でした(笑)。企画書に関しても、どうしたらもっとわかりやすく伝わるんだろうって、プレゼンのたびに試行錯誤してマイナーチェンジしてるんですけど、そうやって遅くまでパソコンをいじっているときはちょっと頭が痛くなります(笑)」

会社始動から1年。単に名前だけ貸して、肝心の業務はすべてスタッフ任せ、というような見せかけだけの真似はしない。DASH村やDASH島をつくったときと同じ。自分たちで汗をかいて、手を働かせて、会社経営を行っています。


「去年、『Make with TOKIO!一緒につくろうプロジェクト』と銘打って、僕たちと協業してくださるパートナー探しを行ったんですけど、びっくりするくらいたくさんの企業や団体からご応募をいただいて。みなさん、すごく丁寧で心のこもった企画書を送ってくださったんです。募集をしたのは僕たち。これはすべてちゃんと自分たちで目を通さないと失礼にあたると思って、3人ですべての書類を見た上で選定をさせてもらいました」

 

その結果、スタートしたのが『TOKIO to Orange』プロジェクト。スタートアップカンパニー・Orange株式会社とタッグを組み、現在どんなコラボレーションを実現できるか協議を進めています。

「まさか自分がこうやって資料をつくって企業の方にプレゼンする人生を送るとは想像していなかったですね(笑)。でもデビューしてからずっと僕たちはテレビを通していろんな経験をさせてもらって。日本のものづくりの素晴らしさや職人の熱意を間近で見て、そのすごさを肌で感じてきた。僕自身、今まで出会った職人さんの考えを自分の中に取り入れて価値観が変わったところもたくさんあるので、やっぱり日本のものづくりは絶対になくしてはいけない文化だと思うし、もっとたくさんの人に知ってもらえるよう応援していきたい気持ちはあります」