ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び方に変更と訂正のお知らせです。マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、眉の色編です。


vol.7 カラーニュアンス眉でいつものメイクを今っぽく

 

左は、明るめブラウンの眉。中央は、赤みブラウンの眉。右は、ダークブラウンの眉。実は、眉以外のメイクはもちろん、眉の太さや形も同じ。なのに眉の色が違うだけでこんなに印象が違うんです! 

 


明るすぎ、暗すぎになってない?
眉は赤みを足すとあか抜けます!

 

今、ピンクやオレンジ、カーキなど、カラー眉が一大トレンドに。「眉色=ブラウン」という常識が変わっていますよ、というのも一つお伝えしたいことではあります。が! 大人はやりすぎ厳禁。私のおすすめはブラウンに赤みを足した“カラーニュアンス眉”。ベーシックなナチュラルブラウン眉に、ほんの少し赤系のカラーニュアンスをプラスすることで、トレンドの要素を取り入れつつ、柔らかな印象の眉に仕上がります。

最初から明るめのブラウンで描くと毛がない部分と、黒い毛とのコントラストでまだらに。一方、黒々としたダークブラウンで全体を描くと隙がなく、眉が悪目立ちする恐れも。

明るいブラウンのペンシルとブラウンのパウダーで仕上げた眉。毛のない部分は薄くなり、一方地眉の色は黒なので、コントラストが大きく虎のように色がまだらに……。
こちらは、ダークブラウンのペンシルとパウダーで仕上げた眉。カッコいい雰囲気にもなりますが、黒々として抜け感がなく、眉の主張が強くなりがち。
こちらはグレーリキッド×オレンジパウダーで仕上げた眉。自然なナチュラルブラウンに、ほんの少し赤みニュアンスが加わった、大人にぴったりの洒落感が演出できます。
 
  • 1
  • 2