ベッドに入っている時間を7時間半〜8時間にするのが理想的
さらに、思考の範囲が狭くなり、クリエイティブな新しい発想が生まれにくくなったり、非効率的なリスクの高い判断ばかりするようになったり。
また、社会性が低下して、自分の情動をコントロールできず人への攻撃性が強くなったり、相手の気持ちを想像する能力が落ちやすくなったりもします。
このようなことから仕事での失敗や、人とのトラブルが増えてしまうので、さらにメンタルがダウンしてしまうという負のスパイラルを招いてしまうこともあります。
このように、睡眠時間を削ることのデメリットは想像以上に大きいのです。
睡眠は、実質7時間とるとよいとされているので、ベッドに入っている時間を7時間半〜8時間にするのが理想的。
メンタルダウンしやすい人は、まずは睡眠時間を十分に確保することから始めましょう。
女性の体と心について詳しく知りたい方は、高尾先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(予約受付中)もチェックしてみてくださいね。
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
発売日:5月27日(金) 予約受付中!
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ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になります!
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
編集協力/和田美穂
イラスト/Shutterstock
前回記事「女性は、人生で「うつ病」になりやすい3つのタイミングがあります【産婦人科医・高尾美穂】」>>
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