十分に頑張ったのなら、自分で自分を認めよう


ただ、誰に評価されなかったとしても、積み重ねてきたことは間違いなく、自分の経験や実力にはなっているはずです。そこを自分で認めることが大切です。

 

報われたと感じるのは、自分の受け取り方次第でもあります。
頑張ったことを一番よく知っているのは自分なので、十分に頑張ったのなら、評価を人にしてもらわなくてもいいんじゃないでしょうか。

 

また、走り続けていると、息切れしてきますよね。
ずっと根を詰めて何かをするよりも、集中するところと、息を抜くところを分けて続けていくのがよいように思います。
そういうふうに続けていれば、自分の中では必ず何かのかたちになっているものです。
それを報われたと感じるかは自分で決められることです。
 

 

女性の体と心について詳しく知りたい方は、高尾先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(予約受付中)もチェックしてみてくださいね。
 

<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』

著:産婦人科医  高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
発売日:5月27日(金) 予約受付中!

Amazonで予約>>
楽天ブックスで予約>>


ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になります!

女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。


取材・文/和田美穂
イラスト/Shutterstock
 

 


前回記事「起きている間に一瞬でも眠くなるなら、睡眠時間が足りていません【産婦人科医・高尾美穂】」>>

 
  • 1
  • 2