すべての女性がいつか必ず経験すること。なのに、女性同士でさえ、なかなかオープンに話すことができないのが更年期の話題。いま、そうした現状を変えようとする機運が高まっています。
前回に引き続き、更年期について語ったハリウッドセレブたちの言葉をご紹介します。
ジリアン・アンダーソン(53歳)
「更年期について恥ずかしがらずに率直に語り合える、そんな場所にたどり着くことができたら、どれほど素晴らしいことでしょう。更年期の症状が起こっていることを、もっと自由に認めてください。
そうすれば、私たちが抱えている症状のいずれにおいても、私たちが怒ったり狂ったりしても、ひとりぼっちでいるような気にはなりません。更年期と更年期障害は、通過儀礼として扱われるべきです。祝うことはできないとしても、少なくとも受け入れられ、認められ、権利を与えられるように」
『X-ファイル』のスカリー役で知られるジリアンですが、50代となった現在も若作りしていない、成熟したセクシーさが素敵な女優さんのひとり。最近では、Netflixのオリジナル映画『セックス・エデュケーション』で、主人公の母親であるセックス・カウンセラーを好演。劇中では熟年同士の恋愛や高齢出産も描かれていて興味深かったです。
サルマ・ハエック(55歳)
「私は気分のムラとホットフラッシュを経験しました。これらの症状はまだ続いていますが、いつも症状が起こるとその瞬間に気づき、深呼吸をして『オーケー、これは通り過ぎるもので、私はこれと付き合っていかなければならないのよ』と自分に言い聞かせる必要があります。そしてホットフラッシュは決して愉快なものではありません」
「女性に賞味期限なんてないわ。年齢を問わず、いつだって最高の自分でいることができるはずよ。いくつであろうと自分で自分を抱きしめてあげることも、夢を見ることも、ロマンチックになることだってできる。私たちにはその権利があるのよ。
私たちは赤ちゃんを作るためだけに存在するのでも、男性を赤ちゃんのように扱うためだけにここにいるのでもないわ。私たちは、周りのすべての人に何かを提供するためだけに生きているのではないの。(閉経を迎え)子どもを産めなくなることが女性にとっての賞味期限だとする風潮は、何世紀にもわたって起きている誤解なのです」
モード界の帝王、フランソワ・アンリ・ピノーと結婚し、40歳のときに娘のヴァレンティーナを出産したサルマ。映画『ハウス・オブ・グッチ』やマーベル作品にも出演し、女優として精力的に活躍し続ける彼女も更年期に悩んでいるのですね。
私自身も年齢的に、更年期がかなり身近なものになってきました。今後も、セレブの更年期対策やメンタルヘルスの改善法など、女性たちが元気になるためのセレブニュースをご紹介していきたいと思います!
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