4月29日はウィリアム王子&キャサリン妃ご夫妻の結婚記念日。世界中が注目した、あのロイヤルウェディングから早11年が経ったことも驚きですが、今なお公私ともに変わらず、いや更にラブラブ感は増し、関係性が深く、強くなったようにお見受けします。

公務をご一緒されることも多く、いわゆる仕事場も同じ。長き時間をともにしながら良好な関係を続継続していくのは、さぞ難しいはず。交際から計算すると、お二人のお付き合いは、もう約20年にも! どうしてこんなにも、お二人の仲が良いのか、いかにして関係を維持されているのか、ご結婚以来ではありますが、公務を通して拝見し続けてきた中で、私が感じた、夫婦円満のキーをお伝えします。

 


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夫婦円満の秘訣①
共通の趣味

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2012年8月2日、ロンドンオリンピックの自転車男子チーム・スプリントを観戦。 写真:Shutterstock/アフロ

お二人揃って、スポーツ万能でスポーツ大好き。ご自分でプレイもされれば、幅広くスポーツ全般、観戦されるのもお好きです。ちょうど結婚翌年に開催されたのがロンドン五輪で、パラリンピックのアンバサダーでもあったご夫妻。オリンピック会期中には毎日イングランドチームの応援に。そしてメダル獲得の瞬間に、思わずこんな瞬間も!
実はそれまで、公の場での一切のボディタッチが無かったお二人だっただけに、話題に! いかに夢中になっていらしたかがわかるというもの。そして、これが“素”のお姿だと思うと、より仲の良さが伺えますよね。
今ではあり得ませんが、キャサリン妃のお腹が見えてしまっているのも注目です(笑)。
お好きなスポーツが公務と繋がっていることも多く、それゆえお二人での公務も必然とも言えます。逆に言えば、趣味が同じでなければ、なかなか試合や競技を一緒に観戦、というのが厳しいですよね。


夫婦円満の秘訣②
友人関係がベース

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2017年2月5日、ロンドン・マラソンに向けたトレーニングに参加。写真:Shutterstock/アフロ

大学時代に出会い、フラットメイトとして共同生活をしたりと、元は友人からスタート。結婚までなんと、交際期間9年と、いわゆる友人関係がベースとなっているお二人。それだけに、キャサリン妃ご本人のお言葉ですが「いざ競争となるとライバル意識が芽生える」そうです(笑)。
どうやらお家でのトランプすら燃えちゃうそうですが、それを証拠に、公務時のセーリングなど、お二人がチームに分かれて競争という場合には、お互い勝負心が!

この画像は、マラソンの練習に参加されたお二人ですが、王子がキャサリン妃に対し、こんなあからさまな不正を(笑)。ジョークの中にも負けん気がちらりと伺えます。これも長き友人関係ありき。夫婦でありながら、友人でもあるからこそ。勝ち負けを意識するパートナーがいるから、公務もより楽しめるのでしょう。


夫婦円満の秘訣③
大切な軸が同じ

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2016年4月15日、ブータンを初めて公式訪問。タクツァン僧院にて。写真:Press Association/アフロ

キャサリン妃とウィリアム王子は、華やかな場所よりも自然の中がお好き、という点でも共通しています。そして、どちらかと言えば、地味な性格と言われる点も同じ。
しかしながら、ウィリアム王子はプリンスとして生まれ、将来は国王となるお立場。そんな夫と結婚をし、王室メンバー入りをしたキャサリン妃にとって、悲しきかな、人々の視線から逃れることは皆無の人生と言えるでしょう。
しかしながら、スポットライトから離れ、ご自分らしさを取り戻すために、公私のメリハリをつけていらっしゃいます。
自然の中やアウトドアで過ごす時間や場所。ロンドン郊外のいわゆる“田舎”での週末や休暇です。
それは家族が増えるにつれ、さらに思いを強くされています。軸となる心地よい生活環境が、ともに都会ではなく、カントリーサイドというのも、お二人の結婚生活の安定に繋がっているのでしょう。