マスク生活が始まった2020年春。世の中の大勢のみなさま同様、コロナ禍で自分の顔を見つめる機会が増えた私は、急に顔の「くすみ」が気になり始めました。産後爆増したシミ、それとともに元からあったはずのホクロすらも存在感を増してきたような……。旅行にもプールにも行けないなら、逆にUV対策も簡単だし、これを機にレーザーで取るのもいいかも!と思い立ち、いざクリニックへ。
シミもホクロも数回のレーザーであっさり撃退するとともに、ついでに顔脱毛もやってみました。結果、シミとホクロの除去はもちろんわかりやすく成果を出したのですが、地味ながら確実に顔色を明るくしたのが顔脱毛。鼻下の産毛を剃らなくてよくなるならラクだなあ、と思ってやってみたのですが、むしろ眉まわりの毛がすっきりしたことが効果テキメンだったように思います。前置きが長くなりましたが、眉まわりの肌色は顔色を制す、ということでコンシーラーのお話です。
コンシーラーと白シャツは大人の必需品かもしれない。
20代の頃はシンプル過ぎてうまく着こなせなかったのに、今や万能ぶりに毎日着てしまいそうになる白シャツ。着るだけで、なんだか顔の透明感まで割増しになるような気がしています。それだけ光で飛ばさねばならない「くすみ」が、顔のそこここに現れてきたということなのでしょう。同じような理由で、歳を重ねるごとに大好きになったものがコンシーラーなんです。でも、「conceal(隠す)もの」という名前は、コンシーラーの実情に合ってない、とつくづく思います。どちらかというと肌色コントローラーとして使うのが楽しい! 硬さや形状、色みなど、ちょうどいい感じの製品が出るたびに、「これは名品」と思い、レギュラー入りさせてしまうのです。最近のスタメンはこちらです。
眉まわり用、なんで今までなかったんだろう?
そんなわけで、もともと顔の影という影にコンシーラーを置いてみるのが大好きなのですが、ヴィセ リシェのアイブロウエンハンサーに、今どっぷりハマっています。サラサラした油分少なめの質感なので、油分で眉が消えてしまわないように粉っぽく仕上げておきたい、このエリアにぴったり。のせた瞬間は色が明る過ぎ? と思うかもしれませんが、ぼかすと自然になじみます。それどころか、本来このくらい明るくしたほうがよかったんだ! と思えるくらい、立体的な光が眉上に集まってくれます。1000円ちょっとで顔脱毛並みに顔色を明るくするテクニック、本当におすすめです。
眉上って、実際ヘアメイクさんがハイライトを入れがちスポット。確かに、ここが明るくなるだけで、生まれつき骨格がいい人であるかのように錯覚できる効果もありますね。コンシーラー自体、私の基本ワードローブですが、今年は目元に使うのもいいんじゃない? というお話でした。ベーシックアイテムでも今年らしさをプラスして、フレッシュな春をお楽しみください!
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