春ドラマがひととおり始まりました。みなさま、お気に入りのドラマは決まりましたでしょうか? 本記事では、筆者が観た春ドラマについて、簡単なストーリーと実際に観た感想をお伝えします。
「気になってるドラマがあるけどまだ観られてない」「どれを観るべきかわからない」「人の感想を聞いて決めたい」と言う方は、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
絶対おすすめしたい5作品
松本若菜の顔芸がすごい。嫁いびりだけどスカッと感もある『やんごとなき一族』
恋人の健太(松下洸平)にプロポーズされた佐都(土屋太鳳)。健太の実家に挨拶しに行くことになり、彼の家が江戸時代から400年以上続く名家で、莫大な資産を持つ一族だったと知る……というストーリー。挨拶に行ったら門の前で突き飛ばされ、言葉の通り「門前払い」されたことに始まり、数千万の札束を見せて健太と別れるように迫られるなど、しょっぱなからヤバい家だということがわかります。
結婚は許してもらえるのですが、それは健太に跡を継がせたい父・圭一(石橋凌)の作戦でした。健太は三人兄弟の次男で兄と弟はすでに家にとって都合のいい相手と結婚しているのですが、跡継ぎの座を奪われた兄・明人(尾上松也)の妻・美保子(松本若菜)のキャラが強烈。佐都に嫌味を言ったり、他の人がいないところでものすごい長文早口で罵倒してきたり、サウナ室に閉じ込めたり。何といっても顔芸がすごい。人の表情筋はここまで動くんだという点もシンプルに驚きを与えてくれるし、松本若菜さんはこんなコミカルな演技もできる人なんだと知り、今後はどんな技を繰り出してくるのか楽しみすぎます。
理不尽なことは多いですが、佐都と健太がいるおかげで悲壮感はありません。ヤバい一族の中で育ったにも関わらず真っ直ぐで家族に立ち向かってくれる健太と、意見はきちんと言い閉じ込められても自力で脱出する佐都は、心から応援したくなる二人です。事前情報からの期待以上に面白い作品なので、ぜひ観てほしいです!
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