続きまして、こちらの黒い土鍋は陶芸家 鈴木環さんのもの。ジンバブエの土を使って作られたマットでクールで力強さを感じる土鍋です。

愛してやまない「土鍋」たち。陶芸家・二階堂明弘さんと鈴木環さんの土鍋の魅力_img0
 
愛してやまない「土鍋」たち。陶芸家・二階堂明弘さんと鈴木環さんの土鍋の魅力_img1
 

このお鍋を見ると、どうしても韓国系にしたくなるんですよね。というわけで、この日も。すりおろしたニンニクとお野菜たっぷり、韓国の田舎の方にありそう!でも、多分ないなっていうオリジナルスープを作りました。

おまけ。

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ご存じの方も多いのではないかと思うのですが、おぎのやの釜飯です。

小さい頃、家族で祖母の家に行く際に必ずと言っていいほど立ち寄っていた横川で食べていた懐かしい味。偏食だった私は、上に乗っている具のほとんどが好きではなかったんだけど、この愛らしいシルエットがとっても好きでした。家族との大切な思い出の1つなので、戸棚の上の方に1つだけ取ってあるのです。でも、これ土鍋って言わないのかな。

 

ご紹介したのは、どれもうちの子になった瞬間が思い浮かぶほど印象的な土鍋たち。食事の時間は、ただ空腹を満たすだけではなく、一緒にいる相手と同様に、食事を作る道具たちとも少しだけ向き合う時間にしたい。今日の食事を味わう気持ちが、余韻となって長く残りますように。

最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございました!


お気に入りの器と小さなアートに囲まれた気持ちのいいインテリア【行方ひさこさん】>>

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前回記事「プロユースの「リチャードジノリ」と「NIKKO リマスタード」の強さと美しさ」はこちら>>

 
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