「相手と過ごすこと」を一番の目的に!


無意識に人を利用してしまう人は、相手と会う理由を「行きたい場所があるから」ではなく、「相手と一緒に過ごしたいから」にしてみることが大切です。
つまり、友達と会うときは、
「友達に会いたい」→「なにをしたら、自分も相手も楽しめるか?」
というように考えられるようになったほうがいいのです。

 

また、自分が行きたいところは、1人でもいけるくらいの自立心を持つことが大事。日ごろ、1人でも好きなことをしている人は、誰かと一緒に過ごすときは、「自分のやりたいことを実現させたい」ではなく、「相手と折り合いをつけながら、楽しく過ごそう」と思えるようになります。

相手と楽しく過ごしたいなら、「折り合いをつける(=相手の要望も受け入れる)」ことが重要です。
「行きたい場所に行くこと」が目的になってしまう人は、「相手と楽しく過ごすこと」よりも「自分のやりたいことを実現する」を優先してしまうため、無意識的に自分の要望を押し通してしまうことがあります。だから、相手が譲歩していることに気づかないのです。

よく、「食事は、何を食べるのかよりも、誰と食べるのかが大事」といわれますが、まさに同じことです。
「誰と食べるのか」を大切にする人は、相手と楽しい時間を過ごせますが、「何を食べるのか」を優先する人は、だんだん食事に付き合ってもらえなくなるでしょう。
相手は、“自分が行く必然性”を感じないからです。

シンプルに言ってしまえば、「誰かと過ごすときは、相手を尊重し、相手の立場に立って物事を考えることが大事」ということなんでしょうね。

とはいえ、あなたが悪くなくても、コロナをきっかけに距離を空けられてしまうことはあります。それはどういうケースなのでしょうか。