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雨の日の気分転換に「グリーン」の服を【岡本敬子の50代ファッション】

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服飾ディレクターの岡本敬子さんが「好きな服を自由に着る」日々のお洒落について綴ります。
 

自分的に注目カラーは「グリーン」


今年の5月は雨の日が多く、ジメジメと湿度も高くて、まさかもう梅雨になってしまうのでしょうか?
この低気圧&寒暖差が身体にこたえる58歳です。
雨が多いとどうしてもモノトーンの服を選びたくなります。
白いパンツなんてはいたもんなら、跳ね上げて大変なことになっちゃうからね……。
気分を変えて雨の日にもしっくりくる色を着たいと思い、今年はグリーンを選びました。
グリーンと言っても種類はありますが、私は雨に濡れた樹々の葉っぱが濃い感じのグリーンに注目。
トップスはCOGTHEBIGSMOKEpiliで購入。

 

パンツは2年くらい前だったかな? Le pivotのもの。
買った時にはトップスには白、オレンジやベージュを合わせてましたがこの同系色のトップスを合わせてスタイリングすると結構いい感じ!
キャップと合わせたカジュアルなスタイルがこれ。

 

同じスタイリングでちょっとボリュームあるジュエリーを入れてエレガンスな感じに。

 

私がアパレルの会社に勤務している時代はグリーンは売れない……、というジンクスがありましたが、それはもう昔の話。
今シーズンの春夏や秋冬もいろんなブランドでもグリーンを展開していましたよ!
ご興味あれば是非一度、皆さまもチャレンジしてみて下さいね。
ではまた!

 

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

『好きな場所へ自由に行きたい』
岡本敬子 著 光文社 1500円(税別)

旅を愛し、暮らすように旅をする服飾ディレクターの岡本敬子さん。北海道や山形、鹿児島などの国内から海外まで、岡本さんがこの土地で必ず訪ねてしまうというスポットや、旅の愛用アイテム、バックパックの中身、旅のコーディネートなど、参考になる情報が満載!その土地の香りまで香り立つような内容は、旅好きな人にも自宅で旅気分を味わいたい人にもおすすめ。ステイホーム期間を経て、旅が人生においてもたらしてくれるものに気がついた私たちに、必見の一冊です。


前回記事「大人だってラッフル&フリルのブラウスが着たい!【岡本敬子の50代ファッション】」はこちら>>

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