「小説の読み方」を学ぶ本。途中でわかんなくなって完読できない問題について【真夜中の読書会】_img0
 

こんばんは。編集・川端です。
「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」、第109夜をお届けします。

 


今夜のお便りをご紹介します。ペンネーム・ぴすたちおさんからいただきました。

「私は活字が苦手で、読み切れる自信がなくて、あまり本を買ってなかったのですが、ラジオなら聞いてるだけで読んだ気持ちになれていいなと思いました。面白そうだと思って読み始めても途中でわからなくなってしまったり、集中力が途切れて、最後まで読み終えられないことが多いんです。バタやんさんは、忙しい中でどうやって本を読んでるんですか。コツなどありますか?」

とのご質問にお応えして、今夜の勝手に貸出カードは三宅香帆さんの『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』にしました。

小説の書き方を教える本は数あれど、小説の読み方を教えてくれる本はあまりありません。三島由紀夫の『金閣寺』、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』など誰でも知ってるけど「どんな話だっけ?」という名作を題材に、いろんな“読み方”があるのね〜と教えてくれる本です。

結論としては、必ずしも読書は読破しなくてもいいんだなと思いました。


<今夜の勝手に貸出カード>


【第108夜】母娘の呪縛ものに隠れた圧倒的な父親の不在感


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リクエスト、ご質問も引き続き募集しております。番組内で採用された方には、バタやんがセレクトした本を1冊プレゼントいたします。

<次回>
6月1日(水)22時配信予定

下記よりご感想、メッセージをお待ちしております。


撮影/塚田亮平

 

「小説の読み方」を学ぶ本。途中でわかんなくなって完読できない問題について【真夜中の読書会】_img2
 


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