スタイリスト福田麻琴さんが、身の回りの”愛するモノ”について語ります。

いくつになったって好きなものを着たい!「リバティ社のギンガムチェックスカート」_img0
 

リバティで? ギンガムチェックだって?
みなさんのはてなマークが見えてきそうです。
だってリバティプリントといえば花柄!
そう、フラワープリントがトレードマークのイギリスのメーカーです。
セミオーダーをしていると聞いたので、私もさっそく行ってきました!

 

最近、このセミオーダーってやつがとても気になっています。
一から何かを作り出すのは難しくても、元々あるデザインを好きな色や形にアレンジしたりすることで、世界で一つ?! とまではいかなくても、自分らしい特別なアイテムにすることができるからです。
そしてまさかここでギンガム柄をを選ぶことになろうとは。
私ってやつは……(笑)。
いいえ、きっとこれが“私らしさ“なのでしょうねぇ。
お店で一体何枚のフラワープリントを見たことか!
これはなかなかの心構えでいかないと日が暮れます(笑)。

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だって……全部可愛いんだもの。
大小様々な花柄、色とりどりの魅力的な配色。
形から選んでもいいし、生地から選んでもいい。
とにかく自由なんです。だから困っちゃうんですけど。
私だってもちろん花柄のプリントの素敵なシャツやワンピースをイメージしていました。
暑い夏の日差しにピッタリそうだなぁ、なんて予定もない旅先でのコーディネートすら思い浮かべちゃってましたよ。
それがどうしてギンガムチェックを選んだかって?
生地を見た途端、思い出してしまったんです……
ブリジットバルドーやオードリーヘップバーンのギンガムチェックスカートを!
ピッタリとフィットしたTシャツやニットにふんわりシルエットのギンガムチェックのスカート、バレエシューズ……はい、好きですけど?
いくつになっても好きなものって変わらないんだなぁ。
なんとなく可愛らしすぎて、もう難しいかなぁなんて勝手にあきらめていたギンガムチェック。それを老舗ブランドが後押ししてくれたんです。
うち、上品ですけど? と。

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そうなんです、私がギンガムに求めていたものはエレガンス。
品の良い細かなモノトーンのチェックならふんわりスカートも素敵に着られるはず。
あきらめるのはまだ早い!
なんならこれからもっともっと似合うようになっていく気すらしています。
意外なところで“やっぱり好きなもの““好きなテイスト“を再確認したりするものですね。
やっぱりお洒落は自由で楽しくなくっちゃ!
でも次回オーダーするときは、やっぱりフラワープリントも気になるなぁ〜。

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写真・文/福田麻琴
 

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