南国の日差しを燦々と浴びて育ちまして、地黒とまでは申しませんが色白ではないな、と思って生きてきました。ですから、調べる前からわかる……私はイエベに違いない、と診断もせずに思い込んでいたのですが、たまたま診断してもらえる機会があり判明した私のパーソナルカラーはなんとブルベ夏。とはいえ、若い頃からの思い込みのほうがはるかに付き合いが長いので、苦手と思っていた色が実は似合う色と言われても、案外すぐには取り入れられなかったりするわけで。特に、パープルや水色など「青み」に苦手意識をもってきたのです。でもでも……元来トレンドカラーには手を出したいサガ。似合うと診断は言っている訳ですし、この夏はブラウンではなく青みのカーキをなんとかいい感じに取り入れたい。そう思っていたところに手を差し伸べてくれたのは、やっぱりというかさすがというか、ルナソルの名品・アイカラーレーションでございました。


「ちょっと新鮮、さりげなくおしゃれ」くらいのノリで、流行り色を使いたい


トレンドは大好きなのですが、全面に押し出すとくどさが出てしまうのが大人の悩み(そして、濃い顔族の悩みでもあります)。10代、20代の頃はどれだけ盛ってもくどさは感じなかったのになぜ、と考えてみるに、やはり顔の中に小さな影が増えたせいなんだと思います。でも、まあ長いこと一緒に人生を歩んできた顔面ですし、医療でつるんと影をなくす方向性ばかりでなく、メイクでもいい感じにお付き合いしていきたいところ。なるべく顔面の中が混み合わないように、トレンドは全力では取り入れないのが、大人の戦い方です。流行り色だって、気づかれるか気づかれないか、くらいを目指していきたいのでございます。ルナソルのパレットの色みが超優秀ですので、それだけでも相当なじむのですが、念には念をということで、カーキ眉でアシストするプランです。

流行色・カーキを「下まぶた」にさりげなく。40代がトレンドを取り入れるなら、やっぱり頼れるルナソル様!_img1
苦手なものは単品で取り入れず、脇を固めていく作戦(笑)。ルナソルは青みのかっこいいカーキに黄みのゴールドベージュを合わせてくれているので、普通のベージュブラウンアイシャドウと同じような気分で使えるのが、さすが。顔を渋滞させないためシャープというよりぼやけたカーキ眉にしたいので、マスカラで毛並みを出して毛の隙間はスカスカのまま薄い色のほうのパウダーでふわっと埋めるバランスで。(左)ルナソル アイカラーレーション EX21 サーバルキャット ¥6820/カネボウ化粧品 (右下)ナチュラグラッセ アイブロウパウダー 01オリーブグレー ¥3520/ネイチャーズウェイ (右上)ケイト 3Dアイブロウカラー GY-1オリーブグレー系(WEB限定カラー)¥935/花王
 


「上まぶたは単色塗り、締め色グラデは下まぶたに」が今っぽさのコツ?

流行色・カーキを「下まぶた」にさりげなく。40代がトレンドを取り入れるなら、やっぱり頼れるルナソル様!_img2
上まぶたに指で左下のゴールドブラウンを広めに単色塗り、下まぶたにも同じ色を細く入れ、さらに目尻寄りのキワに右下のカーキをチップで重ねています。上段の明るいキラキラは目の形に合わせて、自分なりのポイントにのせてみてください。

このアイカラーレーションのいいところは、単色でもちゃんと立体感が出るように計算された、ギラギラではないけれどきちんと煌めく質感です。影多き大人の顔面、スッキリ感をキープするならグラデではなく勇気を持って単色でいきましょう。ルナソルなら受け止めてくれます(笑)。その代わりと言ってはなんですが、下まぶたにグラデを仕込むのが今はおすすめ。上まぶたでは色みを見せにくい、私のような奥二重の方には特にこの方法が似合うはずです。最近行ったコスメ発表会でも、同様の「下まぶたに締め色」の提案があって素敵だったので、まさに今、旬のやり方なのかもしれません。

青みのカーキに黄みのゴールドベージュを添えたイエベ・ブルベの垣根を超えていくカーキ配色、私のこの夏大本命パレットをただただ推してみました。限定色なので、気になる方は急ぐべし、です!


前回記事「透明に変わる不思議な白い粉が、蒸す&テカる季節に手放せない!」はこちら>>

これまで紹介したコスメ一覧を見る

流行色・カーキを「下まぶた」にさりげなく。40代がトレンドを取り入れるなら、やっぱり頼れるルナソル様!_img3
 
流行色・カーキを「下まぶた」にさりげなく。40代がトレンドを取り入れるなら、やっぱり頼れるルナソル様!_img4