中高年のための「性交痛対策」
性交痛対策は、次のようなものがあります。自分でできるケアから、病院で医師の診療を受けるものまでさまざまです。自分に合った対策を考えてみましょう。
1 女性をリラックスさせる「オキシトシン」を出す
強すぎる摩擦・強すぎる前戯は、体を緊張させる一方です。パートナーの反応を確認しながら、ソフトなタッチで愛撫を行うとC線維(せんい)という神経が刺激されて、愛情・愛着を感じるホルモンのオキシトシンが、脳から大量に放出され、快楽を感じます。
2 デリケートゾーンケアを日常的に行う
女性ホルモン、エストロゲンの急激な減少により、加齢とともに子宮や腟の萎縮が進み、腟も濡れにくくなります。そのためにも日ごろから保湿等のデリケートゾーンケアを行い、酸素や栄養がデリケートゾーンにしっかり届くようマッサージしましょう。
3 潤滑剤をたっぷりと活用する
濡れないまま挿入すると摩擦で性交痛を引き起こします。ためらわず潤滑剤をたっぷりと活用しましょう。
4 心因性が考えられる場合は、カウンセリングも手
パートナーの思いやりが一番ですが、場合によってはカウンセリングもオススメします。中高年以降は、セックスでは「挿入にこだわらない」ことも人生を豊かするカギとなります。
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