片づけを行う時に“ときめくかどうか”の基準で残すモノを決める「こんまり®︎メソッド」を編み出し、片づけによって人生が変わることを伝え続けているこんまりこと近藤麻理恵さん。こんまり®︎流片づけのコツを伝授するWEBマガジン「片づけの学校」では、人生を上向きにする片づけ方法があらゆる角度から紹介されています。ミモレでは、昨年その内容を抜粋した連載【こんまり®流・片づけ術】を公開したところ、好評を博しました。先月から再始動した本連載、今回は「片づけの挫折を防ぐ3つの方法とスムーズに進めるための6つのポイント」をご紹介します。
目次
・片づけに挫折しそうになったら…… ①持っているモノの全体量を把握する
・片づけに挫折しそうになったら…… ②散らかった部屋の写真を撮る
・片づけに挫折しそうになったら…… ③期限を決める
・片づけをスムーズに進めるための6つのクエスチョン
片づけに挫折しそうになったら……
①持っているモノの全体量を把握する
片づけの終わりが見えなくて、思わず投げ出したくなったことはありませんか? そんな時は、メモを取りながらモノの置き場所と全体量を把握して、収納の棚卸しを息抜きにしてみましょう。終わらないかも……という不安は、「自宅にあるモノの全体量を把握できていないから生じるもの」とこんまりさんは言います。そこでまず、不安を感じたら「収納の棚卸し」をしてみてください。
具体的には、自宅のどこに何が収納されているかということを間取り図に書き込んだり、絵を描くなどして把握してみましょう。この時、必ずメモを取るのがポイント。目で見て確認するだけだと、逆にモノの多さに逃げ出したくなり、逆効果になってしまいます。丁寧に書き出す必要はありません。10〜30分ほどの時間で全体像をザックリ把握すれば、目的は達成です。
書き出すことで冷静になることができ、これが片づけの息抜きにもつながります。ただしこの棚卸しが負担で片づけが滞ってしまう方は、無理してやる必要はありません。
片づけに挫折しそうになったら……
②散らかった部屋の写真を撮る
「今日こそ片づけるぞ!」と意気込んでみたものの、テンションが続かず挫折しそうになったら、散らかった部屋の写真を撮ってみるのも1つの手。撮影した部屋の写真を見ることで、思った以上の散らかり具合に絶句してしまうかもしれません。ですがテンションの上がらない状態で無理やり頑張るよりも、「とことん落ち込んで絶望感を味わった方が、やる気が出て結果的に片づけに向き合うことができる」とこんまりさんは言います。
少しでも片づけが進んだら、片づけ前と現状の写真を見比べるのも効果的。ダイエットやシミ取りのビフォーアフターのように、「こんなに綺麗になったんだ!」と励みになること間違いなし。ある程度片づけが進んだら、散らかった部屋の写真はきっと笑えるものになるはずです。
片づけに挫折しそうになったら……
③期限を決める
自分1人で期限を決めても奮い立たない場合は、周りの人に宣言したり、SNSで言ってしまうのも効果的。「この人ダメだな〜、口ばっかり」と思われるのが嫌で頑張れるというメリットがあります。
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