片づけを行う時に“ときめくかどうか”の基準で残すモノを決める「こんまり®︎メソッド」を編み出し、片づけによって人生が変わることを伝え続けているこんまりこと近藤麻理恵さん。昨年好評を博した本連載が今月より再始動します! こんまり®︎流片づけのコツを伝授するWEBマガジン「片づけの学校」より、人生を上向きにする片づけ方法を数回にわたってご紹介予定。今回は「片づけを始める前に覚えておいて欲しい3つのこと」についてです。

【こんまり®流・片づけ術】「片づけが苦手!」と自覚のある人に伝えたい3つの事実_img0
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目次
・片づけに失敗しても家は爆発しない

・片づけは必ず終わる! そう信じて

・片づけが苦手な人にこそ伝えたいこと

 


片づけに失敗しても家は爆発しない


こんまりさんは、これまで片づけ講座の場であらゆる質問をされてきました。

「コートやマフラーは玄関のクローゼットに収納しています。出かける時にサッと羽織れるので気に入っていますが、これは収納が分散しているのでダメなのでしょうか?」

「捨てるモノは家族に見せてはいけないということですが、夫と一緒に片づけると的確なアドバイスをもらえて片づけがはかどります。それでもやっぱり1人で片づけた方がいいですか?」

「下着や靴下は畳んで収納していますが、カーディガンやセーターは無理そうです。こんまりさんの教えのとおり、やっぱり畳んだ方がいいですよね……」

【こんまり®流・片づけ術】「片づけが苦手!」と自覚のある人に伝えたい3つの事実_img1
 

これらの質問に対するこんまりさんの答えは、すべて「そのままのやり方で大丈夫です」。

「片づける家はそれぞれ違うのだから、片づけの状況は違って当たり前」とこんまりさんは言います。それでも心配そうにしている方がいると、こんまりさんは「失敗しても家が爆発することはない」という言葉を思い出します。これはあるパン教室の先生が、パン作りに対して不安がっている生徒さんにかけた言葉なのだとか。基本の手順に従えば、焼き立てはたいてい美味しいし、たとえ失敗してもご愛嬌レベル。なのでいろいろ試しながら、「その実験を楽しんでね!」ということをパン教室の先生は伝えてくれたのです。

大切なのは、「原則を守ってみる」ということ。まずはこんまり®︎メソッド通りに試したら、あとは自分のときめきに従って、実験しながら片づけを楽しんだもの勝ちです。「絶対に失敗したくない!」と思うあまり、なかなか片づけを始められないという人も、気負わず楽しく片づけを始めるべし、なのです。

 
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