10人いたら、そのうちの7人が自分にとってどうでもいい人です
また、人のことを気にしないためにもうひとつお伝えしたいのが、心理学者カール・ ロジャーズが提唱した「2:7:1の法則」です。
これは、自分の周りに10人の人がいたとき、そのうち2人はとても気が合う人、1人はとても気が合わない人、そして残りの7人はどちらでもない人だという法則です。
つまり、周りの人のうちの7人もが、自分にとってプラスでもマイナスでもない、いわば「どうでもいい人」ということです。
そう思っておけば、気持ちが楽になりませんか?
人間関係で最も大切なことは、自分と気が合う「2」に相当する人を見極めることです。
それ以外の人は、自分に影響を及ぼす可能性は低い人たちだと思えば、その人たちから何を言われようがどうでもいいのです。
こんなふうに考えて過ごすことが、ストレスを減らすコツです。
女性の体と心について詳しく知りたい方は、高尾先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』もチェックしてみてくださいね。
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になりました!
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
編集協力/和田美穂
撮影/馬場わかな
イラスト/Shutterstock
前回記事「ほめてもらう機会は、自分で作ってみましょう 【産婦人科医・高尾美穂】」>>
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