「トリートメントが効かない」のは“つけ方の問題“だった!髪が輝くプロの技_img0
 

毎日トリートメントしているのに、日中の髪に潤いが感じられない……。そんなストレスを感じていませんか? ホームケアのちょっとしたコツさえあれば、ツルン&プルンとした若いころのような輝く髪に近づけるんです。トリートメントの効果をより感じられる使い方について、シャンプーソムリエでもあるMAGNOLiAのMARBOHさんに話を聞いてみました。

 


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梅雨は要注意。40代の「加齢臭と頭皮臭」の悩みについてシャンプーソムリエに聞いてみた!>>


トリートメントはつける量ではなく“つけ方”が重要だった!


「年々、トリートメントの効果がわからなくなってきた……」なんて思うこと、ありませんか? 髪は肌同様、加齢の影響を受けやすく、また定期的な白髪染めなどの外的要因も重なることで以前よりパサつきやきしみを感じる人は増えてきます。

髪に悩みが増えるとトリートメントの量を増やしがちですが、シャンプーソムリエのMARBOHさんによると「その行為、ほとんど意味がありません」とのこと。

「トリートメントは髪内部に入って、失われた栄養を補うアイテム。なので、入る量は必然的に決まっています。極端に少ないと意味はありませんが、ベタベタと重く残るほどつけても、結局は洗い流されてしまいます。大事なのはつけ方。髪内部にしっかり入り込むように塗布することが一番のポイントになります」

そのペタンコ髪や頭皮臭も、
間違ったトリートメント法が原因!?


つけ方のコツや気を付けることはなんでしょう? 
「よく“トリートメントってどの部分までつけるの?”という質問を受けるのですが、頭皮用でない一般的なトリートメントは、髪の中間から毛先に塗れば十分です。根元は新生毛で基本的には健康。そこにベタッとつけてしまうと、ボリューム感が失われ、ペタンコ髪の原因になることにも。また、すすぎが甘いと頭皮に残留し、これがニオイや毛穴を詰まらせる原因になります。最終的には髪老化を加速させるので注意しましょう」とMARBOHさん。

さらに「塗布する前にはたっぷりの水分で髪を膨潤させ、キューティクルを開きます。すると髪内部への浸透力が上がり、適量でもきちんと効果を実感できますよ」

 
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