女性たちから、「自分で決める」権利を奪うということ
今回の判決の結果、中絶が禁止された州に住んでいる女性は大きなリスクに晒されることになります。中でも子どもや若者、人種的マイノリティ、経済的苦境にある女性たちは、性暴力被害や身内による性虐待などさまざまな理由で望まない妊娠をしても、お金がなかったり仕事を休めなかったりして、中絶が認められている州への移動がままなりません。
女性には、自身の体のことを自分で決める権利があります。女性の子宮は、そこに精子を送り込む男性や、国家のものではないのです。一体いつになったら、女性の体は女性自身のものになるんでしょうか。なぜ我が身を呪わねばならないような目に遭わされるんでしょう。
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