ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、今いちおしの光沢フェイスパウダー編です。


vol.17
さらりと上品なツヤをまとえる光沢パウダーに大注目です!

 

わたくし、巷では「お粉大臣」と呼ばれるほど(笑)、フェイスパウダーにはこだわりがあるのですが、今、新ジャンルのパウダーがキテるな〜!と感じています。それは、光沢感の出るタイプのフェイスパウダー。ハイライトとお粉の中間のような立ち位置で、全顔に使えて、欲しい部分にナチュラルな光がプラスできるというもの。
左写真は、いま長井がおすすめの光沢パウダーを使ったメイクの仕上がり。右写真が、マットな質感のフェイスパウダーを使った仕上がりです。本当にさりげないのですが、ハイライトよりも自然に、シルクのような光沢感がプラスされ、立体感がプラスされていると思いませんか?

 


肌をアップデートすると
一気にメイクが垢抜けます!


ツヤ肌ブームから、少しさらっと感のあるセミツヤ肌くらいに、肌のトレンドも移り変わりつつあります。また、ベースメイクにはマスクをつけた時の落ちにくさが求められるようになり、フェイスパウダーが著しく進化していると感じます。久しぶりにフェイスパウダーを使い始めたという方も多いのでは。
そんな中、注目したいのがこの夏続々と登場するハイライト未満、フェイスパウダー以上のイルミネーティングパウダー。ハイライトいらずで肌に光沢感がプラスでき、もちろんフェイスパウダーとしてのセッティング力も兼ね備えた優秀アイテム。これに切り替えるだけで、一気にイマっぽい肌に仕上がります! また「ハイライトをわざわざ入れるのは面倒……」「ハイライトより光をさりげなく仕上げたい」という人にもぴったりです。

こちらは一般的な少しマットな質感に仕上がるフェイスパウダーを使ったもの。サラリとして、きちんと感もありますが、もう少しツヤや明るさが欲しいところ。この上にハイライトをプラスしたいな〜と思います。
こちらは光沢感のあるフェイスパウダーを使った仕上がり。ハイライトを使っていないのに、頬の高い位置に自然な明るさや立体感が感じられます。そして顔全体はするっとなめらかな質感。まさにハイライトとフェイスパウダーのいいところ取り!
 
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