40代になっても「はじめて」があるって素晴らしい、をテーマに流行りものビューティを体験レポート。今回挑戦するのは、ズバリ「眉パーマ」です。

マスク習慣で目元への注目度が増し、眉への関心度も急上昇中。ヘア、ネイル、まつげに加えて、眉をサロンで整えるのが当たり前になり、アイブロウサロンの人気っぷりは言うまでもありません。特に今、注目を集めているのが毛流れをおしゃれに整える眉パーマ。興味はありつつ大人にもおすすめのサロンをリサーチ中と言う方も多いのではないでしょうか。同じ理由で眉パーマ未体験だったという美容ライター・楢﨑裕美さんが、初めての眉パーマを体験、リアルな感想をレポートします。

 

初めまして。そろそろ47歳、mi-mollet世代ど真ん中の美容ライターです。
眉に関しては、極太毛・剛毛・多毛、それでいて眉尻細めという悩み深き状態。自力では限界を感じており、これまでも定期的にアイブロウサロンに通って形を整えていただいています。とはいえ、普段通うサロンには眉パーマのメニューはなく、どうしたものかと思っていたら、カリスマ美容師(って音の響きはもう古い? でも紛れもないカリスマです)、朝日光輝さんの美容室『SUN VALLEY』がプロデュースした新サロン『1d salon』で施術できるという有力情報をキャッチ。早速、予約して行ってきました。

 

場所は、表参道の駅近。歩いて5分ぐらいのヴィンテージマンションの一室にあります。
扉を開けると白が基調の店内は清潔感満載でスタイリッシュな空間です。
早速、カウンセリングから。

顔用のやさしい処方とはいえ、顔(眉まわり)にパーマ剤のような薬剤や、形を整えるためのワックスを使うため、アレルギーや禁忌事項などをチェックしていきます。

さらに自眉について。今のお手入れ状況やメイクする時に困るポイントなどをお伝えしたうえで、どんな眉にしたいか、相談しながら決めていきます。

現在の眉。(※まぶたにファンデが溜まっていてごめんなさい・笑)。

私の場合。剛毛すぎて眉にすら寝癖がつきやすいほど。眉マスカラで毛流れを調整しようにも、思うように整ってくれない“暴れん坊”眉毛。また、思春期に“アムラー全盛期”を迎え、抜きに抜いて抜きまくる日々を過ごした結果、全体的に細眉で、特に眉尻の下側は生えてこず極細という時代錯誤な形なのです。さらに、今回担当してくださった『1d salon』プロデューサーの山本裕子さん曰く、「毛の垂直方向の立ち上がりが強い」とのこと! アイブロウパウダーやペンシルなどで地肌に描いても、それが地毛から浮いてしまい不自然になるのが悩みだったのですが、浮いていたのは眉毛のほうだったか! と納得。横から見た時も眉があっちこっち向いてボッサボサなのもそのせいだ! 

そして、私の剛毛眉、パーマが向いていることも判明いたしました。
眉パーマをするメリットとしては、

・下向きなど毛の生えグセを矯正
・海外セレブ風など思い通りの毛流れをつくれる
・毛が薄い方の場合は、毛流れを整えることで、眉の存在感を出せる
・毎日のメイクがとにかくラクになる
ちなみに、女性よりも剛毛の方も多いメンズの需要も高いのだとか! (『SUN VALLEY』のメンズ美容師さんたちは皆さん施術ずみだそう)

もはや無敵! に思える眉パーマですが、いくつかエクスキューズも。

・自眉毛が柔らかくて細すぎると、眉パーマでペタッとしてしまう可能性も
・自分でカットして短くしていると、うまくクセづけできない。最低7mm以上は伸ばしてからチャレンジを!
・全体のバランスを整えてくれるので、抜かない状態で行ったほうがベター
・ピーリングなどのフェイシャル施術をした直後は、眉周りの皮膚が刺激を強く感じてしまう場合もあるので相談要
 
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