夫との境界線の作り方

妻の弱みを本能的にキャッチするモラハラ夫。自分の身を守る「夫との境界線」の作り方_img0
 

もし、境界線が曖昧だと感じた方は、次の3つのことを考えてみましょう。
①ここには踏み込んでほしくないという自分の領域を意識して、そこには誰も入れないと決める
②はっきりとNOと言う練習をする
③物理的に距離を取る

以下に詳しく説明します。

 

①踏み込んでほしくない自分の領域を意識する

ここで質問です。あなたが踏み込んでほしくないことはなんですか?
例を参考にして、心に浮かんだことを自由に紙やスマホに書き出してみましょう。
あなたが守りたいもの、大切にしたいものは何かと考えてみてください。

(例)
・身内の悪口を言われたくない
・自分の手帳を勝手に見られたくない
・趣味をやめろと言われたくない

書き出していただいたものに関しては、絶対に譲らないと決めてください。もし、踏み込まれそうになったら、NOと言いましょう。

②はっきりとNOと言う練習をする

NOと伝える時は、感情的になって相手を攻撃するのではなく、自分の気持ちを率直に伝えてください。これは、「アサーティブな表現」や「Iメッセージ」といわれます。きっぱりとNOというけれども、相手の気持ちも尊重した言い方です。

この話をすると、夫にはアサーティブな表現なんて効かないからやる意味はないとおっしゃる方もいらっしゃいます。しかしこの表現は、ご自身の自己表現のためのトレーニングでもあります。