夏休みで旅気分も盛り上がるなか、コロナの出入国規制の厳しかったアジア諸国も徐々に緩和されたことで、「そろそろ海外、行ってみようかな?」と思う人が急増しています。

ハワイと並び、やっぱり近くておいしいアジアは、私たちにとって魅力的な旅先。

 

シンガポールでは、4月から外国人旅行者に向けて大きく門戸を開き、8月1日にはLCC(ローコストキャリア)のスクート航空が成田ーシンガポール便を新規開設し、9月1日から関西空港からの直行便を再開させるなど、旅に出る環境も整ってきました。

そこで、シンガポール政府観光局の担当者に「これからシンガポールに行くならこう楽しむ!」おすすめスポットなどを伺いました。

念願の海外旅行!今、行くならシンガポールがオススメな理由【プロに聞く最新スポット5選】_img0
 


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マスクを外して、自由に往来を楽しんでいた欧米諸国に比べ、コロナ禍の出入国制限が厳しかったアジアの国々。

そんななかシンガポールではこの4月から、全世界からの入国受け入れを開始。ワクチンを2回接種していれば、ワクチン接種証明とオンライン版の出入国カードのみでOKになりました。

パッケージツアーも登場し始め、いよいよ”近くて身近な国”への旅行が戻ってきました!

シンガポール政府観光局広報担当者によると「シンガポールはワクチン接種率が非常に高く、96%の人が2回接種済み。屋内でのマスクは必須ですが、マスク着用の風潮は日本よりもゆるめ。レストランや500人以上のイベントなどでワクチン接種証明を求められることがありますが、入国時に利用した英文のものを常に携行していれば大丈夫です」とのこと。

万が一、ホテルにワクチン接種証明書を忘れたとしても、外食文化が根付いているシンガポールでは、よほど気取ったレストランでなければどこでもテイクアウトできるので、心配もいりません。

メディアで見かける欧米人の自由な往来に少し戸惑っていた日本人にとって、シンガポールの自由さと適度な制限は、ほどよい海外の開放感を与えてくれそうです。


そして、シンガポールには日本人が海外旅行に行けなかったこの2年半で、初めて訪れる人も、リピーターも楽しめる話題のスポットやニュートレンドが誕生しています。

① 2年間かけた大改装で生まれ変わった「ラッフルズホテル」

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2019年8月にリニューアルオープンした「ラッフルズホテル」。シンガポールの国定建築物に指定されている。

1887年に創業したシンガポール随一の老舗ホテル「ラッフルズホテル」は、2017年から2年間かけて大改装し、よりラグジュアリーなホテルステイが楽しめるようになっています。

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生まれ変わったホテルのグランドロビー

リニューアル後、ほどなくしてコロナ禍に突入してしまったため、これからシンガポールに行く人はぜひ生まれ変わったラッフルズホテルを体感してほしいところ。

今までブッフェやアフタヌーンティーを提供していた「ティフィンルーム」は、北インド料理専門店となり、アフタヌーンティーはグランドロビーで楽しめるようになったそう。同ホテルに滞在した有名な作家たちにちなんだ「ライターズバー」は、わかりやすい場所に移転するなど、宿泊しなくても来訪の価値あり!

「ラッフルズホテルは90年代にも大改装をしていますが、今回の改装では客室はより快適に、ロビー周りはテイストは変わらないのですが変化もあり、訪れたことのある人は、懐かしさと新鮮さの両方を味わえると思います」(シンガポール政府観光局 広報担当者)

② 目にも楽しい!「ミュージアム・オブ・アイスクリーム・シンガポール」

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アメリカ発祥の「ミュージアム・オブ・アイスクリーム」の海外初出店。ピンクの館内はフォトスポットがいっぱい!/(c)Museum of Ice Cream/写真提供:Singapore Tourism Board

2021年8月にオープンした「ミュージアム・オブ・アイスクリーム・シンガポール」。14の参加型インスタレーションで構成された館内は、見た目に楽しい”映えスポット”というだけでなく、カフェもショッピングも楽しめるミュージアム。

「同館が位置するデンプシーの丘は、植民地時代の軍の兵舎が飲食店などに生まれ変わったエリア。『行けば何かある』ので、何を食べるか、どこに行くか決まっていない時に訪れるのも◎。デンプシー地区は遅い時間は地元の予約客でいっぱいになるので、早めに行くのがおすすめです」(シンガポール政府観光局 広報担当者)

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久しぶりの海外旅行はシンガポール!ニュースポットを一挙ご紹介
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