こんにちは。自称・ウェットヘア研究家の発田です。
なぜ私がこのような肩書きを名乗るようになったのか。それはちょうど、40歳を迎えたあたりの頃でしょうか。それまで通り、変わらずのショートボブだったのですが、突然、何かがしっくりこなくなったのです。おしゃれに見えない。疲れて見える。老けて見える。つまり、要は、イケてない。
と同時に、ただでさえくせ毛で、まあまあな多毛の自分の髪が、さらに一層スタイリングしづらいと感じるように。それを美容師さんに相談したところ、「もしかするとエイジングケアが必要な髪に変化してきているのかもしれませんね」と。
「エイジングケアが必要な髪」。優しい。なんと優しい表現なのだ。でも私は知っています。1回変換ボタンを押すと、それは「髪と頭皮が老化した」ということ!
美容師さんいわく、髪のハリやコシが失われ、さらに頭皮がたるんだりして楕円の毛穴が増え、うねりのある髪が増えてしまう。そうすると今までと同じスタイリング方法では、どうにも髪型が決まらない、ということに。
それならばきちんとブローしたりして、ヘアスタイルのベースを整えればいいわけなんですが、そんなこと私にはできません。「ドライ」だっていい加減なのに、「ブロー」なんてできるはずがない。
そこで、髪の毛の「面」が整ったヘアスタイルではなく、くせ毛を生かした動きのあるヘアスタイルへとシフトしていった、というわけなのです。
で、本題(ここからかーい!)。くせ毛を生かした動きのあるヘアには、ちょうどいいウェット感になれるヘアオイルが欠かせないわけです。ウェットの表情がないと、それは単なるボサボサヘア……。正しいウェット感があってこその、オサレヘアなわけです。
これまでに、それはそれはいろいろなヘアオイルを試してきました。が、オイルがサラサラすぎても物足りないし、コッテリ重たすぎると「髪洗ってますか?」みたいになってしまう。
香りもとても重要。歩いたり、喋ったり、頷いたり……生きていると実は結構髪って揺れています。そうすると自分にも、人様にも、髪の香りを振りまいているんですよね。シャンプーしかり、スタイリング剤しかり。そうなると本当に好きな香りに包まれていたいと思うわけです。
で、このTAUのオイルでございます。まず何と言っても香りが素晴らしい! サンダルウッドやフランキンセンスなどがブレンドされた、深みと適度に重たさのある香り。毎朝髪につけながら、思わず深呼吸してしまいます。
あとはテクスチャー。シャバシャバ使える軽やかなテクスチャーではあるんですが、軽すぎないのがポイント。きちんと髪にとどまり、髪のウェーブの輪郭を立たせてくれたり、ニュアンスのある艶感をプラスしたりしてくれます。
この「くせ毛の輪郭を立たせてくれる」っていうことがすごく重要で、これにより髪に立体感と奥行きが生まれて、すごーーーく手をかけた、“ファッションっぽい”ヘアスタイルにしてくれるのです! 要はシャレ見え!!
香りもテクスチャーも、スタイリングの簡単さも、何もかもがちょうど良く、ウェットヘア研究家としてはこのオイルに頼りきり。そうそう、ご婦人の皆様。このオイル、ボディにも使えますので、髪につけた後、手に残ったオイルはひじや手に塗ーり塗りすることをお忘れなく!
Comment