国民的バラエティ番組で才能を発掘された逸材


そんな大江さんは高校生の時、お茶の間を沸かせたバラエティスターだったことをご存じでしょうか? 「さんまのSUPERからくりTV」の名物コーナー、「全国かえうた甲子園」で演歌がうますぎる高校生として一躍有名に。小指を立ててこぶしの効いた見事な歌声を披露していました。北島三郎さんの「函館の女」の替え歌、「爺臭いの僕」では、角刈りのヘアスタイルがクラスで浮いていること、国語の朗読が演歌調になってしまうこと、テスト期間中はふんどしをしていることなど、高校生なのに昭和感が強く、周囲から浮いていることを歌いました。

「水ダウ」で話題沸騰。稀代のエンターテイナー、演歌歌手・大江 裕さんのここがすごい!_img0
デビューシングル「のろま大将」(2009年/日本クラウン)

高校生とは思えない超本格的な演歌の歌唱力はもちろん、話題を呼んだのはその強烈なキャラクター。物腰の柔らかいとても上品な敬語を使いながら、天然発言を連発。“大江くん”の愛称で瞬く間にお茶の間の人気者に上り詰めたのでした。その後も「からくりTV」に出演。何度も特集が組まれるほどでした。

 

そして高校生だった大江さんも、現在はアラサーに。平成から令和に時代が移り変わった今、大江さんが再びバラエティ番組で注目を集めたことに、筆者は大歓喜しました。

実は筆者、小学生の頃から大江さんの大ファン!! 家族で大江さんのコーナーを見ては大爆笑。そしてライターになってからもずっと、周囲の人に「絶対に大江くんはまたヒットします。絶対来ますよ!」と言い続けてきたのでした。今日はそんな大江 裕さんの魅力を皆様にお伝えすべく、熱く語ります!