43医師が教える「VIO脱毛」のメリットとデメリット

多くの世代で、また性別も超えて、アンダーヘアの脱毛＝VIO脱毛への注目が年々高まっています。今回は、VIO脱毛の医療レーザー脱毛をおこなっているアヴェニュー表参道クリニックの髙橋由佳先生に話を伺いました。１回目は、医師の視点から見た、VIO脱毛のメリット、デメリットについてです。

教えてくれたのは、アヴェニュークリニック
髙橋由佳先生

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VIO脱毛のメリットとは？

髙橋先生：VIO脱毛のメリットは、清潔であることがいちばんだと思います。蒸れませんし、月経時の経血が毛につかなくなります。また、自己処理によるトラブルを防ぐことにもつながると思います。アンダーヘアを自己処理をすることによって、トラブルを起こしている方はたくさんいらっしゃいます。剃る→毛嚢炎（もうのうえん）を起こす→色素沈着をしてしまうという負のループを防ぐことができます。
また、今はやっているのは、介護脱毛。介護される立場になったときに、アンダーヘアに排泄物がついたり、蒸れてしまったりして、皮膚炎や肌のトラブルが起こることがあります。それを防ぐことができるので、介護脱毛の人気が高まっています。介護してくださる方の手間が減るので、気づかいにもなりますよね。

VIO脱毛のデメリットとは？

髙橋先生：デメリットはあまりないと思いますが、強いて言えば、費用面でしょうか。脱毛にはお金がかかります。また、一度脱毛してしまったら、脱毛前とまったく同じようには戻らないことでしょうか。

編集T：もともと体毛は体を守ために生えていると言われますが、VIOはいかがですか？　今の時代にはもう不要な毛と思っていいのでしょうか？

髙橋先生：そうですね。VIOの毛をなくしたからと困ることは、医学的な面ではないと思います。
もしかすると、温泉や病院での診察で恥ずかしいと感じる方はいるかもしれませんね。まだ今は”毛がある”人のほうが多いので、子供が「なんでママにはないの？」と感じることも。

編集T：私はその逆で、息子が物心ついたときからもうないので、息子が将来女性にも毛があることを知ったときに、びっくりするんじゃないかと心配しています。

髙橋先生：もしかしたら、脇の毛を無くすのが普通になったように、将来的には、VIOもないのが普通になるかもしれませんよ！

VIO脱毛が恥ずかしい？　医師が伝えたいこと

編集T：「VIO脱毛に興味があるけれど、施術してもらうのが恥ずかしい」という方はまだまだいらっしゃると思います。そんな方へお伝えしたいことはありますか？

髙橋先生：私自身も初めてVIO脱毛をしてもらう時は、恥ずかしいという気持ちがあったんです。でも、実際にやってみると、施術してくれる先生や看護師はプロとして、普通の診療をしているのと同じように感じました。たとえば、産婦人科での内診だったら、恥ずかしかったとしても、行かなければいけないから行きますよね。VIO脱毛もそれと同じで、ご自身のなかで、メリットとデメリットを比較して、検討してもらえたらと思っています。
 

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