こんにちは、フードジャーナリストの中田ぷうです。突然ですが私、今年49歳になります。仕事柄、日々かなりの量を食しますが、今まで不調など感じたことはありませんでした。
しかしここ1年ほどでしょうか。緑茶やビールを2~3日続けて飲むと、翌日なんとなく胃が荒れている気が……、スナック菓子を食べると胸やけがする……といった“小さな不調”が出てくるように。「これが人生の先輩たちが言っていた“消化力が下がる”ということか!」と痛感しています。とはいえ家事に仕事に追われているとコバラが空くもの。そこで食事内容はもちろんですが、おやつを思いきってシフトチェンジしてみました。
保育園のおやつを参考に(笑)
とはいえ長い間、市販のお菓子やケーキにおやつを支えてもらってきましたから、“体に負担のかからないおやつ”がどんなものだかわからない……。しかしふと「そうだ、子どもたちが保育園時代に食べていたおやつを参考にしよう。フルーツやふかし芋を食べていたな。子どもの成長のために与えていたおやつなら消化力が下がった大人が食べても大丈夫だろう」と思ったのです。とはいえ手をかけるのは面倒なので、包丁を使わず皮をむけるバナナや半分に切るだけでいいキウイ、スーパーマーケットやディスカウントショップ「ドン・キホーテ」で売っている焼き芋を利用。
フルーツとお芋のおやつに切り替えて数ヵ月すると、スナック菓子を食べていたときのような“いつまでもおなかの中に食べ物が残っている、消化不良”な感じがいつしかなくなってきたのです。
よく「フルーツや焼き芋は糖質も多くてカロリーも高いし、太らない?」と言われますが、栄養学を専門とする人に「ケーキやスナック菓子を食べるより何倍もマシ。フルーツは糖質云々以前に人間が必要な栄養素やミネラルをたくさん含んでいるから、身体のことを考えたら絶対にお菓子よりもフルーツを食べる方がいいですよ」と聞いていたので、気にしていません。
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