長引くコロナ禍で、大好きな台湾に行けなくて寂しい! 現地の食堂や屋台で食べた、あの台湾ごはんの味が恋しい! そういう方、きっとたくさんいらっしゃることでしょう。それならいっそ自分で作っちゃいませんか。むずかしいことは抜き。身近で手に入る食材と調味料だけで、あっという間に現地味という、うれしいレシピ満載の料理本が出ました!

 

初挑戦でもおいしく作れる手軽さが話題に


コロナ禍で、なかなか海外に行けなくなって2年以上。人気の旅先だった台湾もそのひとつです。食堂ごはんや屋台めしの味が恋しくてたまらない、という台湾好きは少なくありません。台湾ロスという言葉も生まれました。

そんな人たちに響いたのが台湾菜(タイワンツァイ=台湾料理)のレシピ本『はじめてなのに現地味 おうち台湾菜』です。

「楽しくておいしいのはもちろんのこと、できるだけ身近な食材と調味料で、料理が得意でない人でも失敗せずに作れる。そんなことを考えながら、台湾で食べた・教わった料理のすべてを思い出し、覚え書きノートのページを繰って、この本にふさわしいものを選びました」とおっしゃるのは、著者の沼口ゆきさん。

台湾に通いつめ、好きが高じてついには台湾に留学。その後は東京と台湾の二拠点生活で料理の仕事をしてきたからこそ、シンプルかつ現地らしい味わいを見事にレシピ化しました。

まろやかな甘辛味がおいしい魯肉飯(ルーロウファン)=豚肉の煮込みかけごはん)は台湾人のソウルフード