HOW TO STYLE
ボブベースをキープしたままカット!
レングスを4センチほど詰めます。「今の髪型も十分似合っているので、ベースは直線的にカットしてボブの形をキープします。その後、表面を少しだけまびいて質感を軽やかに整えていきましょう」とNAOMIさん。
前髪はワイドにカットして
パックリ割れを解消
中途半端に伸びた前髪は“ハの字型”に割れてしまう原因に。NAOMIさんは「上まぶたギリギリで揃えるように、やや厚みを出しながらカットして前髪の割れを解消していきましょう。ほんの少しだけ、横幅を広く作ると、金田さんの印象的な目元がより引き立ちますよ」とアドバイスします。
毛先側は外ハネにスタイリングを
軽やかを出すためには、毛先をラフに動かすのがポイントに。アイロンやクルクルドライヤーを使って、毛先側を外ハネに1カール巻いていきます。その後、指先で散らしてランダムな動きを演出。
仕上がりはこちら!
毛先を数センチカットして質感を調整しただけで、美人度アップのスウィングボブに大変身! 地味見えしていたロブから一転、垢抜け感のある都会的な雰囲気になりました。
「見た目のペタンとした感じも、カットだけで解消されてびっくり。この長さならまとめ髪もできるから、夏にぴったりですね」(金田さん)
透明感を引き立てるために、ヘアカラーはオレンジゴールド系でツヤをアピール。まびいた毛束の隙間から上品な輝きが生まれ、太陽の下でも軽やかさがアップしました。
Side&Back
外ハネのボブは、カジュアル感や軽やかさを出したい時におすすめ。肩まわりに抜け感があるので、シャツスタイルやジャケットを羽織ってもすっきりした印象です。
スタイリングポイント
ヘアバターでツヤと束感を演出して
セミウエットな質感に
スタイリングの際はヘアバターを中間~毛先になじませます。手ぐしを通すように均一に行き渡らせましょう。ハーフウエットな濡れ感とツヤが加わることで、オレンジ系のカラーが品よく演出できます。
毛先がアクティブに動くスウィングボブは、鎖骨より上がすっきり見えるため、金田さんの長い首もしっかりアピール。まるでファッションモデルのような、スマートな印象に仕上がりました。「今回のカットで毛先のダメージもなくなって、指通りのよいコンディションになれました。切る前まで気になっていたトップのペタンコ感も解消されてうれしいです」と金田さん。
涼し気なボブで、夏のおしゃれヘアをまだまだ楽しんでくださいね。
【髪型ビフォーアフター】ヘアスタイルを変えて“別人”になった女性たち
▼右にスワイプしてください▼
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
前回記事「【2022年の夏ヘア】シンプルなボブヘアがセンスよく見えるヘアアレンジのコツ!」>>
- 1
- 2
Comment