ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、アイライナーの色選び編です。


vol.23
アイライナーの第3の定番色! 黒→茶の次はグレージュ!

〔vol.23〕あか抜けアイラインなら、グレージュをチョイスしよう!_img0
 

かつて、アイライナーといえば黒一択でした。それがここ10年くらいで茶色へと移行。さらに色とりどりのカラーアイライナーも登場し、アイライナーの色の選択肢が一気に増えましたが、普段づかいは結局、黒か茶色のどちらかという人がほとんどではないでしょうか。左写真は今の定番のこげ茶色のアイライナーを使ったメイクの仕上がり。一方、右写真は黒、茶色に次ぐ、第3の定番カラーとしてぜひ取り入れてほしい、グレージュのアイライナーを使ったメイクの仕上がりです。アイラインの色を変えただけで、目元の透明感に差が出ていると思いませんか?

 


グレージュのアイライナーは
アイシャドウの色を問わない!


くっきり引き締まった目元に仕上がる黒のアイライナー。引き締め感がありながら柔らかい目元に仕上がる茶色のアイライナー。そしてほどよく引き締め感ありつつ、目元に透明感と抜け感を引き出せるのがグレージュのアイライナーなんです。デイリーメイクのアイライナーの色をグレージュに変えるだけで、いつものアイメイクを今っぽくアップデイトできます。
しかも、グレージュは、グレーとベージュのニュアンスを兼ね備えているので、どんなアイシャドウの色とも相性抜群なんです。

これまでアイラインの色選びの選択肢を広げるべく、カラーアイライナー初心者さんには、「赤みあるオレンジブラウンやボルドーには、同じく赤みのあるブラウンのアイライナーで、同系色にまとめるのがコツ」とお伝えしてきました。でもグレージュは、同系色のアイシャドウはもちろん、反対色のアイシャドウと合わせても程よく際立ち、透明感も出せます。ベージュの赤みとグレーの青み、色んな要素を兼ね備えているので、アイシャドウの色を問わず使える万能カラーなんです!

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こちらは、赤みのあるこげ茶のアイライナーを使ったメイク。オレンジブラウン系のアイシャドウと統一感もあり、マイルドな印象。これまでは、これが定番でしたが、グレージュラインと比べると…?
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こちらは同じオレンジブラウンのアイシャドウに対して、グレージュのアイライナーで仕上げたメイク。アイラインで青み系ニュアンスがプラスされ、目元が涼やかであか抜けた印象に見えませんか?
 
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