みなさん、こんにちは。
今回、モデルとしてご協力下さったのは、ミモレの募集告知を見てご応募くださった木村さん。「今までメイクにさほど興味がなかったのですが、最近、写真などで見る自分の顔にギョッとすることが増えて……。休職中で時間のある今ってチャンスかも? と今回応募してみたんです」
そう話す、柔らかな印象の木村さんがご持参くださったメイクアイテムは、ナチュラルコスメがたくさん。
「今日は、撮影もあるということだったので頑張ってメイクしました(笑)。メイクに興味を持ったのも30代になってからだったので、何をどうはじめていいかわからなくて……。メイクレッスンやパーソナルカラー診断などを受けたりもしたのですが、それ以降まったくメイクがアップデートできていません。メイクしすぎると宝塚のスターみたいになってしまうので、自然に印象的になれるメイクを教えていただけたらいいなとも思っています」。
【ピンク系でつくったメイクが、女性らしさはそのままに洗練された印象に】
木村晶子さん
大学生のお嬢さんを持つ48歳。保母さんの資格を持ちつつも今現在、仕事はお休み中。「まだ何をするかは決めていませんが、今までとは違う仕事などしてみようかなと思っています」
【LESSON1】
コンシーラーをハイライトに見立ててパーツの印象を際立てる
ベースメイクを終えた後、イガリさんが取り掛かったのはハイライト。
ハイライト=顔の高い位置に、と思いがちですが、手が伸びたのは目の下と口角のキワ!
「木村さんは顔が小さいため、パーツに対して顔の余白が少ないタイプ。シェーディングやハイライトを広い面に塗ってメリハリを出すというよりも、パーツの境目をはっきりさせてあげたほうがいい」とイガリさん。
しかも、ハイライト代わりに使ったのが、明るめの色のコンシーラーでした。
細めのブラシにとって、眉や口角などパーツの輪郭に沿ってなじませます。
肌の色ムラを整えながら、周りの肌よりも明るくすることができるため、パーツが自然と際立つというワケ! さりげないのに印象がアップするテクニックは今すぐ取り入れられそうです。
口元は下唇の端から口角に向けて、目元は目頭部分にコンシーラーをなじませる。キワの部分の色ムラを整えることでパーツの輪郭が際立ち、普段通りのメイクでも印象的な仕上がりに。
眉周りにもコンシーラーを。眉メイクをした後、眉山から眉尻にかけて眉の上下を挟み込むようにコンシーラーをなじませる。木村さんのように顔の余白が狭いタイプの方は、眉山以降にメリハリをつければOK。眉の立体感が際立ちます。
使用したリップは深みのあるブラウン。ルージュアレーブル マット 110 ¥6600(クレ・ド・ポー ボーテ)
アイシャドウは木村さん私物のピンクベースを使用。
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