太っているのを隠したいのは、自分が気にしすぎているだけなのか。それとも、太っていることで影口を言われてきたからか。海外ではノースリーブや水着を着られるエディターが今、海外に移住してきて感じているおしゃれの話を綴ります。

 

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ぽっちゃり体型だから日本では絶対にノースリーブは着ない。でも海外では水着も着られる

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つい最近、カナダに移住してきました。まだ着いたばかりですが、街中にはいろんな人がいて、体型問わず、お腹出して歩いている人もいれば、ピタピタのボトムをはいている人もいるし、上半身裸で歩いている人(男性です)もいます。みんなそれぞれが思い思いに好きな格好をしていて、「だれかにどう思われるかな」ということなんて、気にかけていないように感じました。だから私も珍しく、ノースリーブを着てみることに。

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大好きなモルティブでは水着でシュノーケリング三昧。このときは海亀に遭遇。

日本では絶対にノースリーブの服や、ビキニの水着なんて着られない私ですが、これまでも海外旅行のときは別でした。海外の雰囲気がそうさせるのか、はたまただれか知り合いに会うことがないから、堂々としていられるのか。ずっとなんでだろうと思っていたのですが、今回なんとなくわかった気がします。

それは多分、だれかに何かを指摘されることがないから。

日本では過去に、まったく知らないだれかに、私が太っていることで「うわぁ、あれ見て」とコソコソと陰口を言われ、悲しい思いをしたことが何度かあります。私に似てがっしり体型の息子も、小学校で「デブ」「太ってる」と言われて、キズついてきました。
もちろん私は、旅行でしか海外を訪れたことがなかったので、海外の人が日本とは違って、他人の体型のことをまったく気にしていないのか、言葉にはしないだけなのか、本当のところはわかりませんが、日本は特に「ルッキズム」(外見に基づく差別や偏見)が根付いているのは確かなこと。

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それに、日本はほとんどの人が中肉中背か、もしくはそれより細い。太っている人は少数派。そして、人種も日本人が大半の国。けれど、今いるカナダは、世界中のいろんな国の人が住んでいるから、人種もそれぞれ。髪の色も肌の色も、身長も体型もそれぞれ。だから、私が太っていようが、気にならないのかもしれませんね。

もちろん、健康な体でいたいので、太り過ぎはよくないですが、せめてカナダにいるあいだは、まわりのことは気にしすぎず、自分らしく、楽しく、ハッピーにおしゃれを楽しんでいきたいと思っています。
 

ぽっちゃり体型エディターの「太っていてもおしゃれしたい」ファッション
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撮影・スタイリング・構成・文/高橋香奈子
 

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