Amazonのプライム・ビデオでドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』の独占配信が始まりました。注目したいのは、家族や仲間のために“闇”に立ち向かう演技が麗しい女優たち。J.R.R.トールキンの原作の世界観を超贅沢に表した映像美のなかで、凛とした印象のキャラクターたちが続々と登場していきます。それぞれの役どころについて、女優陣に突撃インタビューしました。
主要キャラクターを演じた女優が明かす役どころ
迫力度も新鮮さも感情移入できるポイントもあり。Amazon版『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』はそんな3点セットを兼ね備えています。シーズン1は全8話、約8時間を予定し、推定総制作費は約640億円と超大型スケールです。トールキンの原作をもとに伝説的なキャラクターたちが“闇”に立ち向かう勇気の試練を描く話は、どのカットも幻想的でとにかく美しい。9月2日の配信開始初日は世界中で2500万人以上が視聴者し、Amazonのプライム・ビデオ史上最大の初日視聴数を記録しています。
そもそも『ロード・オブ・ザ・リング』と言えば、映画シリーズのイメージが大きいのかもしれません。プライム・ビデオで独占配信中の本作は設定としてはその前日譚にあたりますが、全く新しいドラマとしても楽しめます。
何が新しいかと言うと、キャラクターの豊富さにあります。森を守る不老不死の「エルフ」から、遊牧民として生きるホビット支族の「ハーフット」、美しい島国に住む「ヌーメノール人」、そして“南方国”という土地に住む「人間」まで、自己投影できそうな身近さ溢れる女性キャラクターが多いのです。
配信に先駆けて8月にインド・ムンバイで開催されたアジア・プレミア上映会には主要キャラクターを演じた女優陣が集結し、それぞれ気になる役どころについてインタビューに答えてくれました。
ハーフットの中心キャラクター、少女ノーリを魅力たっぷりに演じたマルセラ・カヴェナーは映画にドラマと着々とキャリアを積む注目女優の1人です。ノーリ役の特徴を「冒険に憧れる好奇心旺盛な少女です」と話し、続けて「時にはトラブルも起こしてしまうんです。でもね、すべては仲間を助ける方法を見つけるためなんです」と、真っすぐな瞳でノーリ役の実直さを表していました。
ヌーメノール人の才能溢れる娘、エアリエンを気高く演じたエマ・ホルヴァスも“推し”女優の1人です。脚本家の卵から女優に転身した異色のキャリアを持つエマらしく、「母親を亡くした娘としてその父、そして兄との関係性が脚本で既に緻密に描かれていたからこそ、エマリエンの心情を理解するのに役立ちました」と聡明さ溢れる表情で答え、家族という身近な視点でも楽しめるドラマであることも伝えています。
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