姿勢をよくして、十分な睡眠を取ることもダイエットの基本
運動をする時間がないなら姿勢をよくするだけでもOK。
肩甲骨を寄せる意識で背中を立てて姿勢をよくすると、背中のハミ肉解消につながります。
さらに、夜は 11時頃には寝てしまいましょう。
その理由は、睡眠不足だと、食欲を抑制するレプチンというホルモンの分泌が減り、逆に、食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌は増えて太りやすくなるからです。十分な睡眠をとると成長ホルモンの分泌が促され、運動で壊れた筋肉の修復が進み、筋肉がつきやすくもなります。
つまりダイエットは、食べすぎない、運動をする、しっかり寝るという王道が一番。24時間の使い方を変えることが、体重を確実に落とす近道なのです。
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
編集協力/和田美穂
撮影/馬場わかな
イラスト/Shutterstock
前回記事「運動が苦手な人が、体を動かす習慣をつけるコツとは?【産婦人科医・高尾美穂】」>>
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